「伊豆で車中泊してみたいけれど、どこに停めればいいのか分からない」「道の駅は気を使うし、キャンプ場はテントがないと泊まれないのでは?」——そんな悩みを持つ人にぴったりなのが、車中泊専用に整備された「RVパーク」です。電源やトイレが完備され、堂々と一晩を過ごせる場所として、伊豆半島には海絶景や温泉近接の施設が点々と点在しています。
結論から言うと、伊豆のRVパークは電源込み2,000円台から泊まれる手軽な施設から、1泊6,600円で4組限定の海一望サイトまで、目的に合わせて選べる層の厚さが魅力です。稲取の夜景、西伊豆の夕陽、南伊豆の弓ヶ浜、伊豆長岡の温泉街——どのエリアを拠点にするかで旅の色がまるで変わります。
この記事では、営業を確認できた伊豆のRVパーク6か所を、料金・電源・設備・海や温泉との距離まで具体的な数値で比較します。予約方法や当日の流れ、初心者がやりがちな失敗、シーン別の選び方まで、車中泊仲間に教える感覚でまとめました。読み終える頃には、次の週末にどこへ向かえばいいかがはっきりするはずです。
・伊豆のRVパーク6か所の料金・電源・設備の徹底比較
・エリア別(東伊豆・西伊豆・南伊豆・伊豆長岡)の泊まり分け
・予約方法とチェックイン〜チェックアウトの流れ
・ソロ・夫婦・ファミリー別、予算別のおすすめ施設
RVパークって何?伊豆で車中泊するなら押さえたい基礎知識

伊豆のRVパークを選ぶ前に、まず「RVパークとは何か」を整理しておきましょう。ここを理解しておくと、道の駅やキャンプ場との使い分けができ、当日に慌てずに済みます。
RVパークと道の駅・キャンプ場は何が違う?
RVパークは、日本RV協会が認定する車中泊専用の宿泊施設です。最大の違いは「堂々と一晩泊まれる」こと。道の駅はあくまで休憩施設で、長時間の駐車や車中泊は原則グレーゾーンですが、RVパークは1区画を1泊単位で確保でき、電源・トイレ・ゴミ処理が整っています。キャンプ場と違ってテントを張る必要はなく、車の中で完結できるのが車中泊派には嬉しいところ。使う場面はソロの気軽な一泊から夫婦のロングドライブまで幅広く、伊豆なら温泉や海とセットで楽しめます。注意点は、区画数が3〜6台と少ない施設が多く、繁忙期は早めの予約が必須なこと。ふらっと立ち寄って満車、というのが一番ありがちな失敗です。

「車中泊をしてみたいけれど、どこに泊まればいいのかわからない」「道の駅って本当に車中泊していいの?」――これから車中泊を始める人が最初にぶつかる壁が、場所選びで…
伊豆のRVパークが車中泊初心者に向いている3つの理由
伊豆が初心者向けなのは、①電源付き区画が多く夏の暑さ・冬の寒さに対応しやすい、②温泉施設が徒歩・車圏内にある施設が多く入浴に困らない、③東京駅から電車で約2時間、車でも都心から2〜3時間とアクセスが良い、という3点です。たとえば伊豆長岡のいずなかRVベースは温泉街の徒歩圏、宇久須キャンプ場RVパークは徒歩2分にホテルの日帰り湯があります。電源があれば電気毛布やポータブルクーラーが使え、車中泊で一番つらい温度管理のハードルがぐっと下がります。デメリットを挙げるなら、伊豆は海沿いの道が細く曲がりくねっている区間が多いこと。大型キャンピングカーだと離合に気を使う場面があるので、初回は普通車ベースの車中泊から始めると安心です。
予約方法と当日の流れ|チェックイン締切に注意
予約は施設によって電話・ネットの2通りです。奏の森リゾートや黒根岬は電話予約、弓ヶ浜いち番館はネット予約のみ(当日23時まで受付)と分かれています。当日の流れは、チェックイン時間内(多くは12:00〜19:00頃)に到着→受付・支払い→指定区画に駐車→電源コードを接続、というシンプルなもの。チェックアウトは11:00〜12:00が主流です。使う場面としては、観光を早めに切り上げて15時頃にインし、温泉→夕食→就寝という流れが快適。注意点は、チェックインに締切時間があること。「観光を欲張って19時を過ぎ、受付に間に合わない」というのが定番の失敗なので、到着予定は余裕を持って組みましょう。
実は「安さだけ」で選ぶと満足度は下がる
意外と知られていないのですが、RVパークは料金の安さと満足度が必ずしも比例しません。電源込み2,000円台の区画は確かに魅力ですが、海が見えない・シャワーが有料・区画が狭いといった条件がセットになっていることも。逆に6,600円の赤穂浦は4組限定で海を独り占めできる贅沢さがあり、価格差には理由があります。使い分けの目安は、「拠点として寝るだけ」なら安さ重視、「景色や体験そのものを楽しみたい」なら多少高くても環境重視。伊豆は施設ごとの個性が強いので、料金表だけでなく立地と設備をセットで見るのが失敗しないコツです。安さに釣られて選び、隣の車のエンジン音や国道の騒音で眠れなかった、という声は少なくありません。
【比較表】伊豆のRVパーク6か所を料金・電源・立地で総まとめ
ここでは伊豆で営業を確認できたRVパーク6か所を、独自に一覧化して比較します。数字で並べると、自分の予算と旅のスタイルに合う施設が見えてきます。
料金で見る伊豆のRVパーク|電源込み2,000円台から
結論として、伊豆のRVパークの最安ラインは電源込み2,000円台です。伊豆黒根岬のサイト③④は通常2,000円(電源込み)、宇久須キャンプ場RVパークは時期により2,200円まで下がります。中位はいずなかRVベースの3,000円、弓ヶ浜いち番館の4,000円〜。高価格帯は赤穂浦の6,600円、奏の森リゾートの土曜5,500〜6,600円です。使う場面で言えば、連泊で費用を抑えたいソロ旅なら黒根岬や宇久須、特別な一泊なら赤穂浦という選び分けになります。注意点は、GW・夏休み・年末年始のハイシーズンは各施設とも料金が上がること。黒根岬なら③④が2,000円→3,000円に変わるなど、公式サイトで必ず該当日の料金を確認してから予約しましょう。
独自比較|6か所の料金・電源・区画数の一覧表
下の表は「車中泊&キャンピングカーの教科書」が各施設の公式情報をもとにまとめた比較です。電源込み最安料金・電源仕様・区画数・立地の特徴を並べました。
| 施設名 | エリア | 最安料金 | 電源 | 区画 |
|---|---|---|---|---|
| 奏の森リゾート | 伊豆高原 | 4,400円〜 | 100V/1,500W | 4区画 |
| 伊豆黒根岬 | 東伊豆・稲取 | 2,000円〜 | あり(無料) | 6台 |
| 宇久須キャンプ場 | 西伊豆 | 2,200円〜 | 100V/20A | 2台〜 |
| 赤穂浦 | 南伊豆 | 6,600円 | あり | 4組限定 |
| 弓ヶ浜いち番館 | 南伊豆 | 4,000円〜 | 1,500W | 3台 |
| いずなかRVベース | 伊豆長岡 | 3,000円 | あり | 5台 |
※車中泊&キャンピングカーの教科書調べ。料金は最安区画・通常期の目安。ハイシーズンは変動します。
電源容量で選ぶ|1,500Wと20A、何が違う?
電源付きと一口に言っても、使える電力には差があります。奏の森リゾートや弓ヶ浜いち番館は「1,500Wまで」、宇久須キャンプ場RVパークは「100V・20A」(=最大約2,000W相当)です。1,500Wあれば電気毛布・スマホ充電・小型電気ケトルは問題なく使えますが、ドライヤーとポータブルクーラーの同時使用など高負荷になるとブレーカーが落ちることも。夏にポータブルクーラーを回したい、冬にセラミックヒーターを使いたいという人は、20A対応の宇久須のような施設が安心です。使う場面としては、夏の南伊豆で涼を取りたいファミリーは容量に余裕のある施設を、電気毛布程度のソロ旅なら1,500Wで十分。注意点は、電源の容量を超えると自分だけでなく施設全体に迷惑がかかること。消費電力の把握はマナーの一部です。
家電の消費電力の目安は、電気毛布50〜80W、スマホ充電15W、電気ケトル1,000W前後、ポータブルクーラー200〜500W、ドライヤー1,200W。1,500W区画なら「大物家電は1つずつ」が合言葉です。
エリアで選ぶ|東・南・西・中央のどこに泊まる?
伊豆はエリアごとに表情が違います。東伊豆(稲取・伊東)は相模灘の日の出と夜景、西伊豆(宇久須)は水平線に沈む夕陽、南伊豆(弓ヶ浜・下流)は本州最南部の白い砂浜とオーシャンビュー、中央部(伊豆長岡)は温泉街の利便性が魅力です。朝日を車中から見たいなら東伊豆、夕陽なら西伊豆と、見たい景色で決めるのが分かりやすい選び方。観光の起点にするなら、修善寺や三島にも近い伊豆長岡が動きやすいです。注意点は、伊豆半島は思った以上に横断に時間がかかること。東伊豆と西伊豆を1泊で行き来しようとすると山越えで1時間以上かかる区間もあるので、1泊なら1エリアに絞るのが快適に旅するコツです。
伊豆高原と東伊豆で泊まる|森の星空と海の夜景を独り占め

まずは伊豆の東側から。伊豆高原の森に佇む新しい施設と、稲取の高台から夜景を望む施設の2か所を紹介します。どちらも「静けさ」が売りです。
2025年オープンの森リゾート|RVパーク 伊東 奏の森リゾート
結論、星空とプライベート感を求めるなら伊東の奏の森リゾートが有力候補です。2025年10月にオープンした伊東市第一号のRVパークで、大室山にほど近い森の中の全4区画。周囲に街灯が少なく、夜は空一面の星が広がります。電源あり区画は100V・1,500Wで電気使用料込み、トイレ・洗面は24時間利用可、シャワーは550円で使えます。ペットはリード着用でドッグラン利用も可能なので、犬連れの車旅にも向いています。使う場面は、伊豆高原の観光や城ヶ崎海岸の散策とセットにした夫婦・カップルの一泊。注意点は区画がわずか4つと少ないこと、そしてチェックインが13:00〜20:00と幅はあるものの、森の中は日が落ちると真っ暗になるため、明るいうちの到着がおすすめです。
| 住所 | 〒414-0052 静岡県伊東市十足325-1 |
| 電話番号 | 0557-55-7200 |
| 料金 | 日〜金 4,400〜5,500円/土・特定日 5,500〜6,600円(電源込) |
| チェックイン/アウト | 13:00〜20:00/〜12:00 |
| 電源・設備 | 100V/1,500W、24時間トイレ、シャワー550円、ゴミ処理あり、全4区画、ペット可 |
| 公式サイト | 公式サイト |
稲取の高台で夜景と伊豆七島を望む|RVパーク伊豆黒根岬
コスパと眺望を両立したいなら東伊豆・稲取のRVパーク伊豆黒根岬です。稲取の町を見下ろす高台にあり、夜は漁火や町明かりの夜景、晴れた日には伊豆七島まで見渡せます。料金はサイト③④が電源込み2,000円(ハイシーズン3,000円)と、伊豆でも最安クラス。上位のサイト①②でも3,500円です。電源は無料で料金に含まれ、トイレは暖房便座付きで24時間利用可、シャワーはコイン式で6分200円。全6台とやや余裕があり、ペットも同伴できます。使う場面は、稲取名物のキンメダイを味わう食旅や、連泊で費用を抑えたい車旅。注意点は高台ゆえに風が抜けやすいこと、予約受付が9:00〜20:00の電話対応であることです。安く泊まって夜景を楽しむ、伊豆入門にぴったりの一軒です。
| 住所 | 〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3009-1 |
| 電話番号 | 090-2166-0447(受付9:00〜20:00) |
| 料金 | ③④2,000円/⑤AB2,500円/①②3,500円(電源込・通常期) |
| チェックイン/アウト | 12:00〜19:00/〜11:00 |
| 電源・設備 | 電源無料、24時間トイレ(暖房便座)、シャワー200円/6分、ゴミ500円、全6台、ペット可 |
「城ヶ崎海岸や大室山を欲張って観光していたら、気づけば19時。受付締切に間に合わず、電話でお詫びして待ってもらった」という失敗はよくあります。伊豆の観光地は夕方に渋滞しやすく、到着が読めません。チェックイン締切の1〜2時間前を目標に動き、遅れそうなら早めに電話連絡を。夕食や温泉は「イン後」に回すと余裕が生まれます。
西伊豆の夕陽を海サイトで独り占めするRVパーク
続いて西伊豆へ。西伊豆といえば水平線に沈む夕陽。海の目の前に停められる宇久須キャンプ場RVパークを軸に、西伊豆で泊まるコツを見ていきます。
目の前が海、夕陽が絶景|宇久須キャンプ場RVパーク
夕陽を車中から眺めたいなら、西伊豆町営の宇久須キャンプ場RVパークが鉄板です。宇久須海水浴場に面し、目の前に相模灘、正面に沈む夕陽と波音という贅沢なロケーション。料金は時期により2,200〜5,500円と幅があり、オフシーズンの平日なら2,200円で泊まれます。電源は100V・20Aと容量に余裕があり無料。24時間使える水洗トイレが9個、ゴミ処理も無料と設備が手厚いのが公共施設ならではの安心感です。入浴は徒歩2分の西伊豆クリスタルビューホテルの日帰り湯(1,000円)が便利。使う場面は、夏の海水浴とセットの家族旅や、夕陽写真を撮りたいソロ旅。注意点は、RVパーク区画が長さ5.5m×幅5mと余裕があるものの基本2台枠で、チェックインが16:30までとやや早いこと。日没時間に合わせて早めの到着を心がけましょう。
| 住所 | 〒410-3501 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2102-13 |
| 電話番号 | 0558-55-0311(9:00〜17:00) |
| 料金 | 2,200〜5,500円/1台(電源込、時期により変動) |
| チェックイン/アウト | 12:00〜16:30/〜11:00 |
| 電源・設備 | 100V/20A無料、24時間トイレ9個、ゴミ無料、ペット車内のみ可 |
| 公式サイト | 公式サイト |
西伊豆で泊まるときの電源と温泉事情
西伊豆は温泉と夕陽の宝庫ですが、施設数は東伊豆ほど多くありません。だからこそ電源容量に余裕のある宇久須は貴重です。20A電源なら夏にポータブルクーラーを回しても余裕があり、海辺の蒸し暑い夜も乗り切れます。温泉は、宇久須なら徒歩圏のホテル日帰り湯のほか、車で15〜20分の町営温泉が複数あり、湯めぐりも楽しめます。使う場面は、堂部の松原公園や黄金崎の夕景を巡る西伊豆一周ドライブの中継地点。注意点は、西伊豆は国道136号沿いでも店舗が少ない区間があり、食料や飲み物は明るいうちに調達しておくのが安心なこと。日が暮れると営業しているスーパーが限られるため、到着前の買い出しをルーティンにしておくと困りません。

「車中泊を始めたいけれど、まず何を買えばいいのか分からない」——これは車中泊デビュー前のほとんどの人がぶつかる壁です。マット、寝袋、ポータブル電源、網戸、サンシ…
海沿いサイトで気をつけたい塩害と強風
海の目の前という最高の立地には、海ならではの注意点もあります。まず塩害。潮風はボディや下回りに塩分を残すので、帰宅後の洗車を習慣にすると愛車が長持ちします。次に強風。海沿いは陸地より風が強く、夜間に車が揺れることも。サイドオーニングやタープを張る場合は、風速をチェックし、無理をしないのが鉄則です。使う場面としては、穏やかな凪の日の海辺泊は最高に気持ちいい一方、低気圧接近時の海サイトは避けるのが賢明。注意点は、窓を少し開けて換気したいときも、潮を含んだ湿気で結露しやすいこと。除湿シートやサーキュレーターがあると、朝の窓の水滴がぐっと減ります。景色と引き換えの手間、と割り切って準備すれば快適です。
南伊豆の白い砂浜と海絶景サイトで泊まる
本州の南端に近い南伊豆は、透明度の高い海と白い砂浜が魅力。ここでは4組限定の贅沢サイトと、弓ヶ浜の無人RVパークを紹介します。
4組限定で海を独り占め|RVパーク赤穂浦
「特別な一泊」を求めるなら南伊豆のRVパーク赤穂浦です。2024年12月オープンの新しい施設で、水平線から昇る朝日を車中から眺められるオーシャンビュー。1日4組限定という贅沢な設計で、混雑を気にせず海と向き合えます。料金は車中泊・キャンプサイトが6,600円(税込)と伊豆では高めですが、その分プライベート感は随一。宿泊用コンテナ(11,000円)も2025年に登場しました。各サイトに電源コンセントがあり、水洗トイレとお湯の出るシャワーも完備。ペット同伴も可能です。使う場面は、記念日の車旅や、静かに海を満喫したい夫婦の一泊。注意点は、チェックインが14:00〜21:00と遅めまで対応する一方、4組限定ゆえ休前日は早期に埋まること。狙った日があるなら早めの予約が安全です。
| 住所 | 静岡県賀茂郡南伊豆町下流945 |
| 電話番号 | 0558-65-0201 |
| 料金 | 車中泊サイト6,600円/コンテナ11,000円(税込・季節変動) |
| チェックイン/アウト | 14:00〜21:00/6:00〜11:00 |
| 電源・設備 | 電源コンセントあり、水洗トイレ、温水シャワー、1日4組限定、ペット可 |
| 公式サイト | 公式サイト |
ビーチ徒歩5分の無人サービス|RVパークsmart 弓ヶ浜いち番館
手軽に南伊豆の海を楽しむなら、弓ヶ浜いち番館のRVパークsmartが便利です。伊豆随一の美しい弧を描く弓ヶ浜まで徒歩約5分、「スナックサンライズ」敷地内に設けられた無人運用の車中泊サービスで、ネット予約のみ(当日23時まで)で完結します。料金は4,000円〜(税込、シーズン変動)で電源付き(1,500W)。24時間使えるウォシュレット付きトイレがあり、入浴は近隣の弓ヶ浜いち番館やみなと湯を利用できます。車室枠は6.0m×3.0mと広めで、3台の設定。使う場面は、海水浴やシュノーケリングを楽しむ夏旅、無人だから気兼ねなく過ごしたいソロ車中泊。注意点は、ゴミの持ち帰りが基本で、ゴミ処理サービスがないこと。予約が無人・ネット完結ゆえ、当日の到着後は案内メールの手順に沿って自分で設営する必要があります。
| 住所 | 〒415-0152 静岡県賀茂郡南伊豆町湊635 |
| 予約方法 | ネット予約のみ(当日23時まで) |
| 料金 | 4,000円〜(税込・シーズン変動、電源込) |
| チェックイン/アウト | 13:00/翌12:00 |
| 電源・設備 | 電源1,500W、24時間ウォシュレットトイレ、ゴミ持ち帰り、車室6.0×3.0m、全3台、ペット可 |
| 公式サイト | 公式サイト |
「ナビ任せで南伊豆の海岸沿いを走ったら、離合できない細道に入り込み、対向車とにらみ合いに」というのは大型キャンピングカーあるある。南伊豆は道幅の狭い区間や急な坂・カーブが多く、車幅感覚が試されます。事前に主要ルート(国道136号・国道414号)を確認し、細い旧道はできるだけ避けること。全長5mを超える車は、到着前に施設へアクセス経路を確認しておくと安心です。
温泉三昧なら中央部の伊豆長岡が動きやすい
海もいいけれど、やっぱり温泉——という人には内陸の伊豆長岡がおすすめ。温泉街の徒歩圏に泊まれる、車旅と湯めぐりを両立できるRVベースを紹介します。
温泉街の徒歩圏に泊まる|いずなかRVベース
湯めぐりを主役にした車旅なら、伊豆長岡温泉のいずなかRVベースが便利です。温泉街「いずなかビレッジ」内にあり、徒歩圏に5つの温泉施設が点在。外湯券500円/人で気軽にはしご湯ができます。料金は1泊1台3,000円(繁忙期変更あり)とリーズナブルで、電源付き。24時間トイレがあり、7〜9月末はプールも利用可能です。駐車区画は2.5m×5.0mで全5台、レベル調整用の備品貸出(500円)もあります。使う場面は、修善寺や三島大社、韮山反射炉といった中伊豆・北伊豆の観光を絡めた旅の拠点。東京駅から電車で約2時間というアクセスも魅力です。注意点は、区画幅2.5mとやや狭めで、サイドオーニングが不可なこと。大型車や横に張り出す設営をしたい人は事前に確認を。温泉重視派には満足度の高い一軒です。
| 住所 | 〒410-2211 静岡県伊豆の国市長岡1067-1 |
| 電話番号 | 0559-48-9690(8:30〜17:00) |
| 料金 | 1泊1台3,000円(繁忙期変更あり) |
| チェックイン/アウト | 15:00〜/〜10:00 |
| 電源・設備 | 電源あり、24時間トイレ、徒歩圏に温泉5施設(外湯券500円)、全5台、ペット可 |
| 公式サイト | 公式サイト |
温泉街の徒歩圏に泊まる贅沢と注意点
温泉街の徒歩圏に車を停められる最大のメリットは、湯上がりに運転しなくていいこと。ビールを一杯やってから寝られるのは、内陸RVベースならではの贅沢です。いずなかRVベースなら、外湯券を握って浴衣気分で数軒をはしごし、そのまま車に戻って就寝——という温泉旅館さながらの過ごし方ができます。使う場面は、運転続きの旅の中日にゆっくり休む「休息日」として。注意点は、温泉街ゆえに夜も人通りがあり、海サイトほどの静けさはないこと。逆に言えば、街灯があり人目もあるので防犯面では安心感があります。もう一点、区画が5台と限られるため、連休は早めの予約が無難。徒歩圏に温泉が固まっている立地は伊豆でも希少なので、湯めぐり好きは押さえておきたい一軒です。
観光拠点としての伊豆長岡の便利さ
伊豆長岡は「どこへ行くにも動きやすい」中央部の利点があります。北へ向かえば三島・沼津で海鮮、南は修善寺の温泉街、西は達磨山からの富士山展望、東は熱海方面と、放射状にアクセスできる立地。伊豆縦貫道や国道136号が近く、渋滞しがちな海沿いを避けて移動できるのも強みです。使う場面は、伊豆を数日かけて周遊する拠点泊。1泊目を長岡にして周辺観光、2泊目を海沿いに移す、といった組み立てがしやすくなります。注意点は、観光地そのものというより「拠点」としての性格が強いこと。海絶景を車中から眺めたいなら東伊豆・西伊豆・南伊豆の海サイトへ、利便性と温泉なら長岡へ、と目的で使い分けるのが、伊豆を賢く旅するコツです。
シーン別・予算別で選ぶ|あなたにぴったりの車中泊拠点は?
最後に、旅のスタイルと予算から逆算した選び方を整理します。同じ伊豆でも、誰とどう過ごすかで最適な一軒は変わります。
ソロ車中泊なら|静かさと料金重視
一人旅なら、費用を抑えつつ静かに過ごせる施設が心地よいでしょう。おすすめは電源込み2,000円の伊豆黒根岬や、時期により2,200円の宇久須キャンプ場RVパーク。無人でネット完結の弓ヶ浜いち番館も、人と関わらず気ままに過ごしたいソロ向きです。理由は、ソロは設備をフル活用しないぶん料金を抑えやすく、浮いた予算を食や温泉に回せるから。使う場面は、平日に有休を取っての一人旅や、写真・釣りが目的の滞在。注意点は、無人施設や区画数の少ない施設は、トラブル時に人がすぐ来ないこと。到着後は電源接続・トイレ位置・非常時の連絡先を最初に確認しておくと安心です。静けさと安さを両立できるのがソロ車中泊の醍醐味です。
・5,000円以下で泊まりたい:伊豆黒根岬・宇久須・いずなかRVベース
・1万円前後で特別感を:赤穂浦(4組限定・オーシャンビュー)
・温泉優先:いずなかRVベース(徒歩圏に5施設)
・夕陽優先:宇久須/朝日優先:赤穂浦・黒根岬
夫婦・カップルなら|温泉と絶景重視
二人旅では、料金より「体験の質」を優先すると満足度が上がります。おすすめは、森の星空と個室感のある奏の森リゾート、海を独り占めできる赤穂浦、温泉はしごが叶ういずなかRVベース。理由は、記念日やご褒美旅では、多少料金が上がっても景色や温泉の思い出が価値になるから。使う場面は、結婚記念日の一泊や、二人で夕陽を眺めながら乾杯するような滞在。奏の森はドッグランもあり、犬連れ夫婦にも向きます。注意点は、絶景系は区画数が少なく休前日に埋まりやすいこと。二人の予定が決まったら早めに押さえるのが鉄則です。景色に投資すると、写真も会話も弾む旅になります。
ファミリーなら|設備とスペース重視
子連れの車旅では、トイレの数・電源容量・スペースの余裕が快適さを左右します。おすすめは、24時間トイレ9個・20A電源・海水浴場直結の宇久須キャンプ場RVパーク。夏はポータブルクーラーを回しても電力に余裕があり、目の前が海なので子どもも大喜びです。理由は、ファミリーはトイレ利用が多く、電化製品も増えるため、設備に余裕のある施設ほど失敗しにくいから。使う場面は、夏休みの海水浴旅や、祖父母を交えた三世代の車旅。注意点は、子ども連れは荷物が増え設営に時間がかかるので、明るいうちのチェックインが必須なこと。宇久須はイン締切が16:30と早めなので、逆算して動きましょう。設備の手厚い公共施設は、子連れの安心材料になります。
| RVパークのメリット | RVパークのデメリット |
|---|---|
| 堂々と一晩泊まれて気を使わない 電源・トイレ・ゴミ処理が完備 温泉や海とセットで楽しめる | 区画数が少なく繁忙期は予約必須 道の駅より1泊2,000〜6,600円かかる 大型車は入れない施設もある |
予算別の使い分けと持ち物のヒント
予算別に整理すると、5,000円以下なら黒根岬・宇久須・いずなかRVベース、1万円前後の特別泊なら赤穂浦、というのが基本の分け方です。どの価格帯でも共通して用意したいのが、延長コード(電源接続用・10m前後)、除湿対策グッズ、そして海サイトなら防風・防塵の準備。理由は、電源区画でも車の停車位置によってコンセントが遠いことがあり、コードが短いと届かないから。使う場面は、初めての伊豆RVパーク泊で「あって助かった」となる場面が多い基本装備です。注意点は、消費電力の合計が区画の上限(1,500Wなど)を超えないこと。夏はクーラー、冬は電気毛布を軸に、大物家電は同時使用を避ける運用が安全です。予算と装備を先に決めておくと、当日の失敗がぐっと減ります。

「車で寝るって、シートを倒すだけでしょ?」そう思っていませんか。たしかにシートを倒せば横になれますが、それだけでは翌朝、腰の痛みと寝不足に悩まされる可能性があり…
まとめ|伊豆のRVパークは目的で選べば失敗しない
伊豆のRVパークは、電源込み2,000円台の手軽な施設から、4組限定でオーシャンビューを独り占めできる6,600円のプレミアムサイトまで、選択肢の幅が広いのが魅力です。大切なのは料金の安さだけで決めないこと。朝日を見たいのか夕陽を見たいのか、温泉重視か海重視か、誰と行くのか——目的をはっきりさせれば、6か所それぞれの個性が自分の旅にぴたりと合ってきます。どの施設も電源・トイレが整い、初めての車中泊でも安心して一晩を過ごせます。
今回紹介した施設を、あらためて用途別に振り返ります。
- 安さ・コスパ重視:RVパーク伊豆黒根岬(電源込み2,000円〜・稲取の夜景)
- 夕陽と設備の手厚さ:宇久須キャンプ場RVパーク(100V20A・海水浴場直結)
- 星空とプライベート感:RVパーク 伊東 奏の森リゾート(森の全4区画・ドッグラン)
- 特別な一泊・海絶景:RVパーク赤穂浦(4組限定・朝日のオーシャンビュー)
- ビーチ近くで気軽に:RVパークsmart 弓ヶ浜いち番館(無人・ネット予約完結)
- 温泉三昧・観光拠点:いずなかRVベース(徒歩圏に温泉5施設)
最初の一歩は、行きたいエリアと日程を決め、公式サイトで該当日の料金を確認して予約すること。区画数の少ない施設が多いので、休前日や連休は早めの行動が肝心です。まずは電源込みで手頃な黒根岬や宇久須あたりで一泊し、伊豆の車中泊の心地よさを体験してみてください。慣れてきたら赤穂浦や奏の森でワンランク上の景色を味わう——そんな段階的な楽しみ方が、伊豆を長く旅する近道です。
※本記事の料金・営業情報は2026年7月時点の各施設公式情報に基づきます。最新の料金・空き状況は各公式サイトでご確認ください。

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