モンベルグランベリーパーク店は約680坪|車中泊装備の見方と駐車場2.1m制限

モンベルグランベリーパーク店は約680坪|車中泊装備の見方と駐車場2.1m制限のアイキャッチ画像

アウトドア用品を見に行くつもりが、気づけば「これ、うちのクルマで寝るときに使えるかな」と寸法ばかり気にしている。車中泊をやり込んでいる人ほど、この視点で売り場を歩いています。そんな見方で行くと、モンベルグランベリーパーク店は関東でも独特な立ち位置にあります。

結論から書きます。この店は「買う店」というより「車中泊装備を並べて確かめる店」として使うのが正解です。売り場は約680坪。寝袋もマットもチェアもクーラーも、同じフロアで実物を触りながら比べられます。一方で、駐車場には全高2.1m・全長5.2m・全幅2.0mという制限があり、キャンピングカーで乗り付けるのは現実的ではありません。営業時間も8:00〜24:00で、当然ながら敷地内で夜を明かすことはできません。

この記事では、モンベルグランベリーパーク店の基本情報と駐車場の制限、車中泊目線で見るべき売り場、そこで買える寝袋・マット・チェア・クーラーの実売価格とスペック、体験アクティビティの料金、他のモンベル大型店との使い分け、そして買い物のあとに実際に泊まれる道志エリアの2施設までを、公式情報をもとに具体的な数字で整理します。

📌 この記事でわかること

・約680坪の売り場構成と、車中泊派が見るべき棚
・駐車場の全高2.1m制限と平日2時間/土日祝1時間の無料枠
・モンベルで買える車中泊アイテム4点の税込価格とスペック
・買い物のあとに泊まれる道志エリアの道の駅とRVパーク

目次

モンベルグランベリーパーク店は何がすごいのか|約680坪の中身を分解する

モンベルグランベリーパーク店は何がすごいのか|約680坪の中身を分解するの解説画像

まずは店の輪郭をつかんでおきます。東京都町田市鶴間の商業施設「グランベリーパーク」内、モンベルヴィレッジと名付けられたエリアの1階と2階を使う大型店です。

📍 モンベル グランベリーパーク店
住所 〒194-8589 東京都町田市鶴間3-4-1 グランベリーパーク内
電話番号 042-850-6123
営業時間 10:00〜20:00
定休日 グランベリーパークの休館日に準じる
売り場面積 約680坪(モンベルヴィレッジ 1F・2F)
駐車場 グランベリーパーク駐車場 2,027台(全高2.1m以下)
公式サイト モンベル公式 店舗情報

約680坪は昭島店の2.4倍|数字で見る規模の正体

売り場面積は約680坪です。同じ東京都内にあるモンベル 昭島アウトドアヴィレッジ店が約280坪(2フロア)なので、面積比でおよそ2.4倍。坪数だけ聞いてもピンと来ませんが、車中泊装備の買い物では「1つのカテゴリーに何モデル並んでいるか」に直結します。

たとえば寝袋は、快適温度の違うモデルが横一列に並びます。狭い店だと在庫の都合で1〜2モデルしか実物がなく、比較のしようがありません。マットも同じで、厚さ7cmの空気注入式と、折り畳み式のフォームマットを並べて押し比べられるかどうかで、選択の精度が変わります。

使い分けの目安としては、買うモデルがすでに決まっているならオンラインストアで十分です。逆に「うちの荷室に収まるサイズがわからない」「寝袋の肩幅が足りるか不安」という段階なら、この規模の店に足を運ぶ価値があります。

注意点もあります。売り場が広いぶん、目当ての売り場にたどり着くまでに時間を使います。1階と2階に分かれているので、行きたいカテゴリーを事前に決めずに入ると、駐車場の無料枠を歩き回るだけで消費しかねません。

モンベルヴィレッジ1F・2Fの構成と、車中泊派が回る順番

取扱品目は公式店舗情報によると、登山用品、キャンプ用品、サイクリング用品、自転車車体、クライミング用品、パドルスポーツ用品、カヤック本体、農林漁業・野外作業用品、スノーギア、ドッグギアと幅広く、これにアウトレットコーナーが加わります。ペット同伴可、免税対応という点も公式に記載があります。

車中泊装備をそろえる目的なら、優先順位ははっきりしています。1つ目が寝具(寝袋・マット)、2つ目が車外で使うチェアやテーブル、3つ目が保冷まわりのクーラー類です。この3カテゴリーだけなら30〜40分で回れます。

ソロ車中泊で軽自動車やコンパクトカーを使っている人は、寝具の売り場で「収納サイズ」の表示を重点的に見てください。荷室が狭い車では、寝袋の収納径が数cm違うだけで積載の組み方が変わります。夫婦やファミリーで大型ミニバンを使う人は、チェアやテーブルの収納時サイズを優先して見るほうが実利があります。

デメリットとして、フロアが分かれているぶん、寝具とチェアを行き来しながら比較するのは手間です。カートは商業施設内での取り回しに制約があるので、大物を先に決めてから小物を拾う順番のほうがスムーズです。

営業時間10:00〜20:00と「施設休館日」という落とし穴

営業時間は10:00〜20:00。定休日は個別に設定されておらず、グランベリーパークの休館日に準じます。ここが遠方から車で向かう人にとっての落とし穴です。

モンベルの店舗ページ側には定休日が明記されていないため、「年中無休だろう」と判断して出発すると、施設全体の休館日にぶつかる可能性があります。実際、公式店舗ページには施設休館による休業日の告知が掲載されることがあります。片道1〜2時間かけて向かうなら、出発前にグランベリーパークの公式サイトで営業カレンダーを確認するのが確実です。

また、20:00閉店という点も車旅の計画に効いてきます。19:00に到着して寝袋を選び始めると、閉店に追われて中途半端な買い物になります。じっくり比較したいなら、遅くとも18:00には入店したいところです。

注意点として、閉店時刻と駐車場の営業終了時刻(24:00)は別物です。閉店後も駐車場は空いていますが、そこに車を置いたまま朝を迎えることはできません。この点は次の章で詳しく扱います。

アウトレットコーナー常設が車中泊派に効く理由

この店にはアウトレットコーナーが常設されています。型落ちや旧カラーが並ぶコーナーですが、車中泊装備との相性がいいのには理由があります。

車内で使う寝具やチェアは、色や最新の生地スペックが性能に直結しにくいカテゴリーです。寝袋なら快適温度、マットならR値と厚さ、チェアなら耐荷重とサイズ。この数値が同等なら、旧モデルでも車中泊での快適性はほぼ変わりません。むしろ、屋外で使うぶん汚れも傷も避けられないので、価格が抑えられているほうが気楽に使えます。

予算1万円以下で寝具をそろえたいソロ車中泊の入門者や、ファミリーでチェアを4脚まとめて買いたい人にとっては、まず覗いておきたいコーナーです。

ただし在庫は流動的で、狙ったサイズや左右のジッパー向きが残っているとは限りません。「アウトレットで買う」と決め打ちせず、定番モデルの価格を頭に入れたうえで、差額に納得できるものだけを拾う姿勢が現実的です。

車で行くなら駐車場の制限を先に確認したい

ここが車中泊・キャンピングカー乗りにとって、この記事でもっとも重要な部分です。グランベリーパーク駐車場は、東急ライフィアが運営する自走式立体駐車場で、収容台数は2,027台。営業時間は8:00〜24:00です。

全高2.1m・全長5.2m・全幅2.0m|キャンピングカーは入庫できない

公式に公開されている車両制限は、全高2.1m以下・全長5.2m以下・全幅2.0m以下です。この3つの数字を、手持ちの車のカタログ値と突き合わせてください。

結論として、キャブコンやバンコンといったキャンピングカーは、ほぼすべて入庫できません。全高だけを見ても、キャンピングカーは2.5m前後から3mを超えるモデルが主流です。ポップアップルーフを畳んだ状態でも2.1mに収まる車種は限られますし、全長5.2mの制限も、ハイエース スーパーロングをベースにしたモデルには厳しい数字です。

ルーフボックスやルーフテントを積んだ乗用車も同様に注意が必要です。ベース車が全高1.8mでも、ルーフテントを載せれば2.1mを超えるケースがあります。「うちはミニバンだから大丈夫」ではなく、積載後の実測値で判断してください。

⚠️ 車中泊の注意点

立体駐車場のゲートには高さ検知バーが設置されているのが一般的です。制限を超えた車で進入すると、後続車がいる状況で切り返せず、屋根やアンテナを損傷するリスクがあります。ルーフキャリア搭載車は、出発前に実測しておくと安心です。

平日2時間・土日祝1時間の無料枠と、そのあとの250円

料金体系は、平日ははじめの2時間が無料、土日祝ははじめの1時間が無料。以降は30分ごとに250円が加算されます。購入金額に応じた駐車サービスも用意されています。

この数字が意味するのは、「土日に行くなら1時間で切り上げるか、割引を取りに行くかの二択」ということです。約680坪の売り場を見て回り、寝袋の実物を試して、アウトレットも覗く。これを1時間で終えるのは、時間的に余裕のない行程です。土日に本気で装備を選ぶなら、超過分の駐車料金は必要経費と割り切るか、買い物額で割引を確保するつもりで行くほうがストレスがありません。

逆に、平日に動けるソロ車中泊派には2時間の無料枠があります。開店直後の10:00に入れば、混雑もなく寝具売り場をじっくり見られます。

注意点として、駐車サービスの条件は施設側の運用で変わることがあります。当日は駐車券を必ず持って店内に入り、レジで割引の可否を確認してください。

営業時間8:00〜24:00|ここでは寝られないという前提

グランベリーパーク駐車場の営業時間は8:00〜24:00です。つまり、24:00には駐車場が閉まる運用であり、ここで一晩を明かすという選択肢は存在しません。

ありがちな失敗が「買い物のあと、そのまま駐車場で仮眠して翌朝出発するつもりだった」というパターンです。閉店が20:00、駐車場の営業終了が24:00。20:00に買い物を終えて車内で夕食を取り、そのまま寝るつもりでいると、24:00前に退出を促されることになります。原因は「商業施設の駐車場=夜間も開いている」という思い込みで、対策はシンプルです。この日の宿泊地は事前に別で確保し、駐車場はあくまで買い物のための一時利用と割り切ること。町田から道志みち方面までの移動時間も含めて、逆算して行程を組んでおきましょう。

都内で泊まれる場所を先に押さえておきたい人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

あわせて読みたい
東京車中泊は無理じゃない|23区唯一のRVパークと都内スポット5選
「東京で車中泊なんてできるの?」——都心に住んでいる方も、東京観光やライブ・イベントの前泊を考えている方も、一度はそう思ったことがあるはずです。ビルと駐車場ばか…

ハイエース・アルファードは入れるのか|車種別の可否早見

実際に入庫できるかどうかは、カタログ値と制限値の突き合わせで判断できます。全高2.1m・全長5.2m・全幅2.0mという3条件に、すべて収まる必要があります。

車種タイプ 全高2.1m以下 全長5.2m以下 入庫の可否
軽ハイトワゴン(ノーマル) 問題なし
ミニバン(ノーマル) 問題なし
ルーフテント搭載車 要実測 積載後の実測次第
ハイルーフ商用バン × 要確認 入庫不可の可能性大
キャブコン・バンコン × × 入庫不可

キャンピングカーで来店したい場合の現実的な解は、施設内の駐車場を諦めて周辺のコインパーキングや予約制駐車場を当たることです。ただし平面式で全高制限のない駐車場は台数が限られ、土日は埋まりやすくなります。

デメリットも書いておくと、周辺駐車場は施設の割引対象外です。買い物額に応じた駐車サービスが使えないぶん、実質的な出費は増えます。キャンピングカー乗りにとっては、そもそもこの店は「セカンドカーで来る店」と割り切るのがストレスの少ない結論です。

装備は「買う」より「寝比べる」ために行く売り場

装備は「買う」より「寝比べる」ために行く売り場の解説画像

ここからは中身の話です。車中泊装備を選ぶとき、カタログの数値だけでは決まらない部分が確実にあります。

寝袋は肩幅と足元の余りを実物で確認する

寝袋選びで数値化しにくいのが、肩まわりの窮屈さと足元のゆとりです。快適温度5℃と書かれた同じスペックの寝袋でも、マミー型の絞り方によって寝返りの打ちやすさは変わります。車内という限られた空間では、この差が睡眠の質に直結します。

実物がある店では、収納袋から出した状態のサンプルを確認できます。見るべきは3点。肩幅にゆとりがあるか、足元の立体裁断で足首が圧迫されないか、ジッパーが左右どちら開きか。特にジッパーの向きは、車内でどちら側から乗り込むかによって使い勝手が変わるポイントです。

ソロで軽自動車を使う人は、収納サイズも同時にチェックしてください。荷室が狭いほど、収納径が数cm小さいモデルの価値が上がります。夫婦で使うなら、同じ向きのジッパーで連結できるかも確認しておくと選択肢が広がります。

注意点は、店内は空調が効いていて温度感がつかめないことです。「暖かそう」という感触ではなく、快適温度と使用可能温度の数値で判断してください。車中泊は地面からの冷えが加わるぶん、テント泊よりも余裕を持った温度帯を選んだほうが失敗が減ります。

モンベルの寝袋を車中泊目線で掘り下げた記事もあります。

あわせて読みたい
シームレスダウンハガー800 #3は車中泊で使える?568gと快適温度5℃の実力を検証
春や秋の車中泊で、明け方の冷え込みに起こされた経験はありませんか。車内は屋外より暖かいと思われがちですが、エンジンを切った鉄の箱は夜明け前に外気とほぼ同じ温度ま…

マットは厚さ7cm・R値1.4を手のひらで押して選ぶ

マットは、カタログの数値と体感が最もズレやすいカテゴリーです。空気注入式のパッドは厚さと内部構造で寝心地が変わり、同じ厚さでも底付き感の有無が異なります。

店頭で見るべきは、厚さと断熱性能を示すR値です。たとえばU.L. コンフォートシステム エアパッド 120は、サイズ120×50×7cm、R値1.4。厚さ7cmという数字が実際にどれくらいのクッション性になるのかは、手のひらで押してみればすぐわかります。

使う場面で選び方が変わります。ソロで前席を倒して寝るなら、腰から肩までをカバーする120cm前後の短いモデルで足ります。フルフラットにできるミニバンなら、全身をカバーする長いモデルのほうが快適です。ファミリーなら、人数分を並べたときの合計幅が荷室幅に収まるかを先に計算しておきましょう。

注意点は、R値1.4という数値は3シーズン向けの数字だということです。冬の車中泊では、床からの冷えを遮断しきれない場面があります。冬に使うなら、フォームマットを下に重ねて断熱層を足す運用が現実的です。

他店にないカヤック本体とサイクルピット

この店の品揃えで特徴的なのが、カヤック本体と自転車車体を扱っている点です。公式店舗情報には、サイクルピットでタイヤチューブ交換やギアまわりのメンテナンスを受け付けていることも記載されています。

車旅とアクティビティを組み合わせる人にとって、これは実用的な意味があります。カヤックを積んで湖に向かう、自転車を積んで現地で走る。こうした遊び方をする場合、積載方法の相談ができる店は貴重です。実物のカヤックの全長と、自分の車のルーフキャリアの前後スパンを見比べられます。

自転車を積む車旅をしている人なら、遠征前のメンテナンスをここで済ませて、そのまま高速に乗るという使い方もできます。

注意点として、サービスピットの受付内容や所要時間は混雑状況で変わります。作業を依頼する前提で行くなら、事前に電話で受付可否を確認しておくと二度手間になりません。

💡 車旅メモ

意外と知られていないけれど、この店の最大の価値は品揃えの数そのものではなく「同じカテゴリーを並べて触れる」ことにあります。オンラインでは寝袋の肩まわりの絞りもマットの底付き感もわかりません。買うのは後日オンラインでもいい。まず基準を体で覚えるために行く——この使い方が、車中泊装備の失敗をいちばん減らします。

ここで買える車中泊アイテム4つを価格とスペックで比較

実際にどんなものが車中泊に使えるのか、モンベル公式オンラインストアで確認できる税込価格とスペックで整理します。以下はすべて公式表記の数値です。

シームレス バロウバッグ #3|16,500円・快適温度5℃

3シーズンの車中泊で使いやすいのが、化繊中綿の寝袋です。シームレス バロウバッグ #3は税込16,500円、快適温度5℃、使用可能温度0℃。総重量963g(スタッフバッグを含む)、収納サイズはΦ17×34cm(6.8L)で、中綿にはエクセロフトが使われています。

この数値が車中泊で意味するのは、春から秋にかけての標高の低いエリアなら、これ1枚で足りるということです。収納径17cmは、軽自動車の荷室でも扱いやすいサイズ感です。

使う場面としては、ソロで道の駅に泊まる春〜秋の車旅、夫婦で標高の低いRVパークに泊まるケースが合います。化繊中綿はダウンと違って湿気に強く、結露しやすい車内との相性がいいのも実利です。

注意点は、快適温度5℃という数字は「外気温5℃で快適に眠れる」目安であって、真冬の車中泊には足りないことです。標高700mを超える道志エリアの秋以降や、冬の車中泊で使うなら、より低い温度帯のモデルを選ぶか、マットと着衣で断熱を足す必要があります。

U.L. コンフォートシステム エアパッド 120|8,200円・367g

空気注入式のパッドで、税込8,200円。サイズ120×50×7cm、重量367g(スタッフバッグ含む総重量376g)、収納サイズΦ9×20cm、R値1.4です。

収納サイズΦ9×20cmという数字は、500mLペットボトルより少し大きい程度。車中泊装備は荷室を圧迫しがちなので、この収納性は効いてきます。厚さ7cmあるので、荷室の凹凸をある程度は吸収してくれます。

長さ120cmは全身をカバーするサイズではないため、ソロで上半身から腰までを支える使い方が基本です。フルフラットにならない車で、シートの段差を埋める用途にも向きます。全身をカバーしたいなら、同シリーズの長いサイズを検討してください。

注意点は、R値1.4は3シーズン向けの断熱性能だということ。冬の車中泊で床冷えを防ぐには足りません。また空気注入式は、鋭利なものが荷室にあるとパンクのリスクがあります。車内で使う場合も、下に一枚敷いてから使うのが安全です。

クーラーボックス 4.0L|3,300円・120g

ソフトタイプのクーラーボックスで、税込3,300円。サイズは高さ13×幅21×奥行き15cm、重量120g、容量4.0Lで、収納目安は350mL缶6本または500mLペットボトル4本です。素材は表が210デニール・ダブルリップストップナイロン、裏がアルミラミネートフィルムとPEスポンジ。

重量120gという軽さが、車中泊での取り回しを楽にします。ハードクーラーは保冷力が高い一方で、使わないときも荷室を占有し続けます。4.0Lのソフトタイプなら、飲み物と朝食用の食材を冷やす用途に絞って、必要なときだけ展開できます。

ソロや夫婦の1泊車中泊なら、この容量で足ります。ファミリーで2泊以上する場合は、メインのハードクーラーと併用して、飲み物専用のサブとして使うと出し入れの回数が減り、メイン側の保冷力を保てます。

注意点は、ソフトタイプは長時間の保冷には向かないことです。夏場の車内は温度が上がるので、日中は日陰に置くか、保冷剤を多めに入れる工夫が必要になります。

フォールディング フィールドチェア|8,600円・耐荷重約80kg

車外でくつろぐためのチェアです。税込8,600円、重量2.9kg、耐荷重(静荷重)約80kg。サイズは高さ79×幅60×奥行き55cm(座面高41cm)、収納サイズは高さ79×幅15×奥行き55cm、フレームはアルミニウム合金です。

収納時の厚みが15cmという数字がポイントです。車中泊では、荷室の壁面に立てて積むことが多いので、この厚みなら2脚積んでも30cm。ミニバンの荷室サイドに収まります。

RVパークやオートキャンプ場で車外に椅子を出して過ごすスタイルなら、座面高41cmは立ち座りが楽な高さです。ソロなら1脚、夫婦なら2脚、ファミリーなら人数分を積むことになるので、収納時サイズ×人数が荷室に収まるかを事前に計算しておきましょう。

注意点は耐荷重が約80kg(静荷重)という点です。体重が近い人や、荷物を膝に載せて座る使い方では余裕が少なくなります。また重量2.9kgは、軽量チェアと比べると重い部類なので、駐車場から離れた場所まで運ぶ使い方には向きません。

アイテム 税込価格 重量 収納サイズ
シームレス バロウバッグ #3 16,500円 963g Φ17×34cm
U.L. コンフォートシステム エアパッド 120 8,200円 376g Φ9×20cm
クーラーボックス 4.0L 3,300円 120g 高さ13×幅21×奥行き15cm
フォールディング フィールドチェア 8,600円 2.9kg 高さ79×幅15×奥行き55cm

※車中泊&キャンピングカーの教科書調べ。価格・スペックはモンベル公式オンラインストアの表記(2026年8月時点)。

📌 予算別のそろえ方

5,000円以下:クーラーボックス 4.0L(3,300円)から。まず飲食まわりを整える
1万〜3万円:エアパッド 120(8,200円)+フィールドチェア(8,600円)で車内の寝床と車外の居場所を確保
3万円以上:バロウバッグ #3(16,500円)を加えて3シーズン対応の寝床を完成させる

家族連れとソロで変わるモンベルグランベリーパーク店の回り方

この店には、買い物以外の顔もあります。屋外にカヤック体験用の人工池と、クライミング用のピナクルが常設されています。子ども連れで行くなら、ここを行程に組み込むかどうかで滞在時間が大きく変わります。

カヤック体験1,000円は3才から|1回20分の実際

カヤック体験の料金は税込1,000円(装備レンタル料を含む)で、1回20分です。対象は3才以上でライフジャケットを装着できる方。3才から小学校入学前までは保護者の同乗が必要です。

20分という時間設定が現実的なのは、屋外の人工池という環境だからです。湖でのツアーのように移動時間がかからず、「乗ってみる」の一点に絞られています。車旅の途中で子どもの体力を発散させたいときには、ちょうどいい長さです。

ファミリーで車中泊旅に出る日、朝に立ち寄って買い物とカヤックを済ませ、午後に移動して夕方に宿泊地入りする。この組み立てなら、子どもは車内で寝てくれる可能性が上がります。

注意点は、駐車場の無料枠との兼ね合いです。土日祝は1時間無料。カヤック20分+買い物となると、無料枠は確実に超えます。体験を組み込む日は、駐車料金を最初から予算に入れておいてください。

クライミング体験1,500円は小学生以上・先着順

クライミング体験の料金は税込1,500円(傷害保険料と装備レンタル料を含む)で、各回20分です。対象は小学生以上でハーネスを装着できる方。18歳未満の参加には保護者の署名が必要です。

屋外に設置されたピナクルを登る内容で、装備はレンタルに含まれます。手ぶらで参加できるので、車旅の途中で立ち寄る形でも成立します。

小学生以上という条件があるため、未就学児のいるファミリーはカヤックのみになります。兄弟で年齢が離れている場合は、上の子がクライミング、下の子がカヤックという分担も可能です。

注意点は、こちらも駐車時間を押し上げる要因になることです。カヤックとクライミングの両方を体験すると、待ち時間も含めて1時間以上を見ておく必要があります。

ソロ車中泊派が2時間で見るべき順路

平日に2時間の無料枠を使えるソロ車中泊派なら、体験を外して装備の吟味に全振りするのが効率的です。

おすすめの順番は、寝具(寝袋・マット)→ アウトレットコーナー → チェア・テーブル → クーラー類。寝具を最初に見るのは、これがいちばん比較に時間がかかるカテゴリーだからです。快適温度、収納サイズ、ジッパーの向きと、確認項目が多くなります。

2時間の配分としては、寝具に50分、アウトレットに20分、チェア・テーブルに20分、クーラーに15分、レジと移動に15分。これで無料枠に収まります。

注意点は、平日でも開店直後と夕方以降は駐車場の入庫に時間がかかる場合があることです。無料枠のカウントは入庫時刻から始まるので、駐車列に並んだ時点でカウントが進んでいると考えて行動してください。

Q. カヤック体験やクライミング体験は事前予約できますか?
A. 事前予約は受け付けておらず、当日に店頭で先着順の受付となります。また、雨天、風速5m以上の風、危険な暑さが想定される場合、設備点検およびメンテナンスの場合は中止されることがあります。申し込み多数の場合は受け付けを早めに終了することもあるため、体験を目的に行くなら早めの時間帯に到着し、中止だったときの代替プランも用意しておくと安心です。

昭島・富士吉田と比べてどう使い分けるか

関東近郊には他にもモンベルの店舗があります。車旅の途中で立ち寄るという観点では、店ごとに得意な役割が違います。

昭島アウトドアヴィレッジ店|約280坪・駐車240台無料・水曜定休

東京都昭島市のモリパークアウトドアヴィレッジ内にある店舗です。売り場面積は約280坪(2フロア)、営業時間は平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜20:00で、毎週水曜日が定休日。駐車場は240台で無料です。

最大の違いは駐車場が無料である点です。グランベリーパーク駐車場のように無料枠の時間を気にする必要がなく、じっくり滞在できます。売り場面積は約680坪の4割ほどですが、取扱カテゴリーは登山・キャンプ・サイクリング・カヤック本体・ドッグギアまで幅広く、車中泊装備を選ぶには十分です。

中央道方面へ車旅に出る前の装備補充なら、昭島のほうが動線として自然です。圏央道や中央道へのアクセスを考えると、西へ向かう旅の起点として使いやすい立地です。

注意点は水曜定休であること。グランベリーパーク店には個別の定休日がないため、水曜に動く人はこの違いが効いてきます。

富士吉田店|9:00〜19:00・年中無休・駐車無料の車旅リカバリー拠点

山梨県富士吉田市新屋にある店舗で、営業時間は9:00〜19:00、年中無休、駐車場は無料です。取扱品目は登山用品、キャンプ用品、サイクリング用品、自転車車体、クライミング用品、パドルスポーツ用品、カヤック本体、スノーギア、ドッグギアと幅広くそろっています。

この店の価値は、旅の途中で使えることにあります。9:00開店という早い時間設定は、朝に道の駅を出発してから立ち寄るという動き方に合います。富士五湖や道志エリアで車中泊をする行程なら、現地に着いてから「マットを1枚足したい」「ガス缶を切らした」といった補充ができます。

年中無休というのも車旅では効きます。行程が数日ずれても、定休日を気にせず立ち寄れるのは計画の自由度を上げてくれます。

注意点は、19:00閉店であること。夕方に富士吉田周辺を通過する行程だと、閉店に間に合わない場合があります。補充が必要とわかった時点で、到着予定時刻を逆算しておきましょう。

ムーンライト テント2をカーサイドで使うなら実物を見てから

車中泊とテント泊を組み合わせる人には、ムーンライト テント2という選択肢があります。税込42,000円、2人用、総重量2.46kg(ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む)、本体重量2.21kg(ポール、レインフライを含む)です。

🚐 スペック情報
製品名ムーンライト テント2
メーカーモンベル
価格42,000円(税込)
総重量2.46kg(ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む)
本体重量2.21kg(ポール、レインフライを含む)
定員2人用

車中泊メインの人がテントを持つ理由は、荷物置き場と着替えスペースの確保です。2人で車中泊をすると、荷物を前席に寄せても車内が窮屈になります。RVパークやオートキャンプ場のように区画内でテントを張れる場所なら、テントを荷物置きにするだけで車内の居住性が上がります。

総重量2.46kgは車載なら気にならない重さですが、店頭で確認したいのは収納時の全長です。ポールの長さは荷室の積み方を左右します。実物を見て、自分の車の荷室にどう積むかをイメージしてから買うほうが失敗しません。

注意点として、道の駅やサービスエリアの駐車場でテントを張るのはマナー違反です。テントを使えるのはキャンプ場やRVパークなど、許可された区画に限られます。

比較項目 グランベリーパーク店 昭島アウトドアヴィレッジ店 富士吉田店
売り場面積 約680坪 約280坪 公式表記なし
営業時間 10:00〜20:00 平日11:00〜20:00
土日祝10:00〜20:00
9:00〜19:00
定休日 施設の休館日に準じる 毎週水曜日 年中無休
駐車場 2,027台
平日2h/土日祝1h無料
240台・無料 あり・無料
車高制限 2.1m以下 公式表記なし 公式表記なし

買い物のあと、その日のうちに泊まれる場所

グランベリーパークから国道413号(道志みち)方面へ向かえば、車中泊のできる施設があります。装備を買った日にそのまま試せるのが、この立地の実利です。

道の駅 どうし|標高の高い道志みちの定番

国道413号沿いにある道の駅です。道志村特産のクレソンの直売で知られ、車中泊の立ち寄り先としても定着しています。

📍 道の駅 どうし
住所 〒402-0219 山梨県南都留郡道志村9745
電話番号 0554-52-1811
営業時間 9:00〜18:00(7・8月は19:00まで)
定休日 12月28日〜1月1日
駐車場 普通車100台、大型車5台、身障者用3台
近隣の入浴施設 道志の湯(大人700円、10:00〜20:00、火曜定休)

車中泊の観点で押さえておきたいのは、駐車できる場所が全面開放ではないことです。夜間に利用できるのは特定の駐車ゾーンのみで、他の駐車エリアは17時で閉鎖される運用です。トイレは24時間利用でき、ウォシュレットも備わっています。

ソロや夫婦で買ったばかりの寝袋を試すには手ごろな距離ですが、駐車場には傾斜がある区画があります。頭を高くする向きに停めるか、傾斜の少ない場所を選ぶかで、睡眠の質が変わります。

道の駅での車中泊の考え方は、こちらの記事にまとめています。

あわせて読みたい
車中泊できる道の駅おすすめ6選|RVパーク併設で堂々と泊まれる料金2,000円〜
「道の駅で車中泊できるって聞いたけど、本当にいいの?」「どの道の駅なら堂々と一晩過ごせるの?」——車旅の計画を立てていると、必ずぶつかる疑問です。無料で停められ…

RVパーク Annex 道志|電源20A・500円で確実に泊まる

日本RV協会の認定を受けたRVパークです。道の駅と違い、最初から宿泊を前提とした施設なので、気兼ねなく夜を過ごせます。

📍 RVパーク Annex 道志
住所 〒402-0222 山梨県南都留郡道志村下善之木10171-2
電話番号 090-5095-0575(8時〜18時)
利用料金 駐車場サイト 3,500円〜5,500円/泊
ガーデンサイト 4,500円〜6,500円/泊
電源 20A/500円・1泊
チェックイン/アウト 12:00〜18:00/11:00まで
駐車可能台数 最大21台(駐車場サイト6台、ガーデンサイト15台)
公式サイト RVパークAnnex道志 公式サイト

トイレは24時間利用可で洋式5個・温水洗浄便座あり。ゴミ処理は指定ゴミ袋500円/枚で対応してもらえます。電源20Aが1泊500円で使えるので、ポータブル電源の充電やサーキュレーターの常時稼働にも余裕があります。

入浴施設は敷地内にないため、道志の湯などに立ち寄る前提で行程を組みます。チェックインが18:00までなので、グランベリーパークで買い物をしてから向かうなら、逆算が必要です。

町田から道志みちまでの時間配分と、ありがちな失敗

グランベリーパークがある町田市鶴間から道志村までは、国道413号を西へたどるルートが基本です。信号と勾配の多い区間が続くため、高速道路のような一定ペースでは進みません。

ここでもう1つ、よくある失敗があります。「買い物を終えてから宿泊地を探し始めて、着いたら夜9時。道の駅の駐車ゾーンは閉鎖されていて停める場所がなかった」というパターンです。原因は、道の駅の駐車場が全面24時間開放だと思い込んでいることと、道志みちの所要時間を高速道路の感覚で見積もっていること。対策は2つあります。1つは、RVパークのように予約が可能でチェックイン時刻が明示されている施設を先に押さえること。もう1つは、20:00閉店の店で買い物を終えてから移動するのではなく、午前中に買い物を済ませて明るいうちに現地入りする行程に組み替えることです。

⚠️ 車中泊の注意点

道志村は標高の高いエリアです。買ったばかりの快適温度5℃の寝袋で秋以降に泊まると、想定より冷え込む場面があります。マットの断熱を足す、着衣を1枚増やすなど、温度に余裕を持たせた装備で臨んでください。また、道の駅でのアイドリング継続は周囲の迷惑になります。エンジンを止めた状態でも眠れる寝具を用意するのが基本です。

まとめ|約680坪は買う場所ではなく、装備を確かめる場所

🚐 この記事の結論

約680坪の売り場は、寝袋もマットも並べて触って選べる貴重な場所。ただし駐車場は全高2.1m制限で、キャンピングカーでの来店は現実的ではありません。

✅ 要点チェック
  • 営業時間:10:00〜20:00、休みは施設に準じる
  • 駐車場:2,027台・全高2.1m/全長5.2m制限
  • 無料枠:平日2時間・土日祝1時間、以降30分250円
  • 体験:カヤック1,000円・クライミング1,500円(各20分)
  • 宿泊:駐車場は24:00まで。泊まりは道志エリアへ
  • 装備:寝袋16,500円・マット8,200円から

この記事の要点をあらためて整理します。モンベル グランベリーパーク店は東京都町田市鶴間3-4-1、営業時間10:00〜20:00、売り場面積は約680坪。登山用品からキャンプ用品、カヤック本体、自転車車体までを1つのフロア群で扱い、アウトレットコーナーも常設されています。車中泊の装備を選ぶ立場からすると、これは「同じカテゴリーの複数モデルを並べて触れる」という、オンラインでは代替できない価値です。

一方で、車で行くうえでの制約もはっきりしています。グランベリーパーク駐車場は2,027台と大規模ですが、全高2.1m・全長5.2m・全幅2.0mという制限があり、キャンピングカーやハイルーフ車、ルーフテント搭載車は入庫できない可能性が高くなります。営業時間も8:00〜24:00で、ここで一晩過ごすことはできません。

最初の一歩としておすすめしたいのは、平日の10:00に到着して、2時間の無料枠のうち50分を寝具売り場に使うことです。快適温度5℃のシームレス バロウバッグ #3(16,500円)と、厚さ7cm・R値1.4のU.L. コンフォートシステム エアパッド 120(8,200円)を実際に触って、自分の車の荷室に収まるサイズ感を体で覚える。ここが基準になれば、その後の装備選びは通販でも失敗しにくくなります。

そして、買った装備をその日のうちに試すなら、道志エリアが現実的な選択肢です。確実に泊まりたいならRVパーク Annex 道志(駐車場サイト3,500円〜5,500円/泊、電源20Aが500円)、費用を抑えたいなら道の駅 どうし。どちらもチェックイン時刻や夜間の駐車ゾーンの扱いに違いがあるので、明るいうちに現地入りする行程を組んでおくと安心です。

※営業時間・料金・車両制限は変更される場合があります。お出かけ前にモンベル公式店舗情報東急ライフィア グランベリーパーク駐車場くるま旅公式サイトで最新情報をご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

キャンピングカー愛好家。RVパークや道の駅での車中泊体験を中心に、車中泊グッズの選び方やキャンピングカーの比較情報を発信しています。「自由に旅する暮らし」の楽しさと実用的なノウハウをお届けします。

コメント

コメントする

目次