リアゲートタープおすすめ6選|汎用1万円台〜専用4万円を価格とサイズで比較

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車中泊やデイキャンプで「バックドアを開けて過ごしたいけれど、雨が降り込む」「真夏の直射日光で荷室が灼熱になる」と困った経験はありませんか。テントを一から張るのは面倒だし、キャンピングカーのオーニングは高価。その悩みをまるごと解決してくれるのが、車の後方(バックドア)に取り付ける「リアゲートタープ」です。

結論から言うと、リアゲートタープは1万円台の汎用モデルから4万円台の車種専用モデルまで選択肢が広く、愛車のバックドアが一瞬で「屋根付きのリビング」に変わる車旅の必需品です。設営はベルトや吸盤で数分、撤収も生地を丸めてバッグに入れるだけ。テント泊のハードルをぐっと下げてくれます。

この記事では、リアゲートタープとカーサイドタープの違いから、失敗しない選び方の4基準、汎用・車種専用あわせて6製品の価格とスペック比較、取り付けのコツ、シーン別の活用術まで、車中泊仲間に教える感覚でまとめました。愛車にぴったりの1枚を見つける手助けになれば嬉しいです。

📌 この記事でわかること

・リアゲートタープとカーサイドタープの違いと3つのメリット
・失敗しない選び方の4つのチェックポイント
・汎用・車種専用あわせておすすめ6製品の価格とスペック比較
・取り付け手順と、吸盤が外れる・強風で倒れる失敗の防ぎ方

目次

リアゲートタープとは?カーサイドタープとの違いと車中泊で使う3つのメリット

リアゲートタープとは?カーサイドタープとの違いと車中泊で使う3つのメリットの解説画像

リアゲートタープは、その名の通り車の「リアゲート(バックドア)」に取り付けるタープのことです。まずは基本の仕組みと、よく混同されるカーサイドタープとの違いを整理し、車中泊でどんなメリットがあるのかを具体的に見ていきましょう。ここを押さえると、自分に必要なタイプが見えてきます。

バックドアを屋根に変える「後方展開タイプ」が基本の仕組み

リアゲートタープは、跳ね上げたバックドアの上や後方に生地を張り出し、車の真後ろに屋根付きの空間をつくるアイテムです。ハッチバックやミニバン、ハイエースのように上へ開くバックドアと相性がよく、開けたドア自体を屋根の一部として使えるのが特徴です。荷室の延長線上に日陰ができるため、調理台を置いたり、椅子を出してくつろいだりといった使い方ができます。ソロ車中泊なら着替えや荷物整理のスペースとして、夫婦やファミリーならバックドア前をダイニング代わりに使えます。注意点として、跳ね上げ式ではないセダンや観音開きの車では取り付けにくいモデルがあるため、購入前に自分の車のバックドアの開き方を必ず確認してください。

カーサイドタープとの違いは「張る向き」|使い分けの正解

結論として、両者の違いは生地を張る向きです。リアゲートタープは車の「後方」に、カーサイドタープは車の「側面(スライドドア側)」に空間をつくります。後方展開のリアゲートタイプは、荷室から直接出入りできて雨の日でも濡れずに調理や着替えができるのが強み。一方カーサイドタイプは、側面に広い日陰をつくれるのでデイキャンプの大人数向きです。実際には両方の性格を併せ持つ製品も多く、Levolvaの汎用モデルのように後方にも側面にも使える2モード仕様もあります。ソロ〜夫婦の車中泊メインならリアゲート型、グループのデイキャンプ中心ならカーサイド型が向いています。注意点は、側面展開はスライドドアを塞ぐため乗降がしづらくなること。用途を決めてから選ぶと失敗しません。

車中泊が快適になる3つのメリット|日よけ・雨よけ・着替え空間

リアゲートタープを使う最大のメリットは、車内空間を「外」へ拡張できることです。第一に日よけ。真夏の車中泊で荷室に直射日光が当たると車内温度は50℃近くまで上がりますが、後方に日陰をつくれば体感温度がぐっと下がります。第二に雨よけ。突然の雨でもバックドアを開けたまま調理や荷物の出し入れができ、濡れずに過ごせます。第三に着替え・目隠し空間。生地で後方を覆えば、道の駅やRVパークでも人目を気にせず着替えができます。使う場面はソロのデイキャンプから家族の連泊まで幅広く対応します。注意点として、タープはあくまで簡易的な屋根なので、横殴りの雨や強風の日は無理に使わず、車内に切り替える判断も大切です。

💡 車旅メモ

リアゲートタープは「日陰と雨よけ」がメインで、蚊帳や壁で四方を囲む本格的な就寝空間ではありません。虫が気になる季節は、メッシュパネル付きのシェルタータイプや、車内で寝てタープは前室として使う割り切りがおすすめです。

リアゲートタープの選び方|4つのチェックポイントで失敗を防ぐ

リアゲートタープは製品ごとに取り付け方式や対応車種が大きく異なり、「愛車に合わなかった」「思ったより固定が弱い」といった失敗が起こりがちです。ここでは購入前に必ず確認したい4つのチェックポイントを、優先度の高い順に解説します。この4つを押さえれば、大きな失敗はほぼ防げます。

①取り付け方式|吸盤・マグネット・ベルト・専用ラックの違い

最初に確認すべきは、車への固定方法です。大きく分けて、ガラスやボディに貼る「吸盤」、鉄部にくっつける「マグネット」、ドア枠に回して締める「ベルト・面ファスナー」、そして車種専用の「パイプラック」があります。手軽さでは吸盤・マグネットが一番ですが、重い生地や強風には弱く外れやすいのが弱点。ベルト式は締め込むぶん安定し、Levolva汎用モデルはベルト3組と吸盤を併用してしっかり固定します。最も強固なのはオグショーのESバックドアタープのようにリアパイプラックへ装着する方式で、風にも強く夜間はランタンも吊るせます。ソロで手軽に使うなら吸盤・ベルト式、頻繁に使い倒すなら専用ラック式が向いています。注意点は、吸盤は汚れや低温で吸着力が落ちるため、装着前にガラスを拭くひと手間が効くことです。

②サイズと対応車種|愛車のバックドアに合うか

次に重要なのが、展開サイズと対応車種です。汎用モデルは200cm×200cm前後が主流で、軽自動車からミニバンまで幅広く使えますが、ハイエースのような大きなバックドアには専用設計のほうがぴったり収まります。たとえばオグショーのESバックドアタープは長さ約2400mm×幅約1170mmと、200系ハイエースの後方をきれいに覆うサイズ設計です。汎用品を選ぶ場合は、必ずメーカーの適合車種リストで自分の車種と年式を確認しましょう。ソロの軽自動車なら小ぶりな汎用タープ、ファミリーのミニバンやハイエースなら大型・専用タイプが快適です。注意点として、対応車種に載っていても、ルーフの高さ(標準/ハイルーフ)で合わないことがあるため、ルーフ形状まで見て選ぶと失敗しません。

③素材と耐水圧|ポリエステルとTC、5,000mmの意味

三つ目は素材と防水性能です。生地は軽くて乾きやすい「ポリエステル」と、火の粉に強く風合いのよい「TC(ポリコットン)」が代表的。車中泊で持ち運びやすさを重視するならポリエステルが扱いやすく、多くのリアゲートタープに採用されています。防水性の指標が耐水圧で、一般的な強い雨が1,500mm相当とされます。FIELDOORのカーサイドスクエアタープは耐水圧2,000mm以上、オグショーのESバックドアタープは5,000mmレベルと、しっかり雨をしのげる数値です。晴天のデイキャンプ中心なら1,500mm前後で十分、連泊や雨天も想定するなら2,000mm以上を選ぶと安心です。注意点は、耐水圧が高くても縫い目から浸水することがあるため、シームシール(目張り)加工の有無もあわせて確認しておきましょう。

④汎用か車種専用か|フィット感と価格のトレードオフ

最後の分かれ道が、汎用モデルと車種専用モデルのどちらを選ぶかです。汎用モデルは1万円台〜と手頃で、買い替えても使い回せるのが魅力。ただし車種ごとの隙間ができやすく、雨の吹き込みや見た目のもたつきは避けられません。車種専用モデルはハイエースやN-BOXのバックドア形状に合わせて設計され、隙間が少なくフィット感は抜群ですが、価格は3万〜4万円台とやや高めです。「いろいろな車で使いたい」「まず試したい」なら汎用、「愛車を長く乗る」「見た目もきれいに決めたい」なら専用がおすすめです。注意点として、専用モデルは車を買い替えると使えなくなるため、次の車の予定も踏まえて判断すると無駄がありません。

汎用タイプのメリット車種専用タイプのメリット
価格が手頃(1万円台〜)
車を買い替えても使える
軽自動車〜ミニバン幅広く対応
バックドアにぴったりフィット
隙間が少なく雨に強い
見た目がきれいに決まる

汎用タイプおすすめ3製品|愛車を選ばず使える手軽さが魅力

汎用タイプおすすめ3製品|愛車を選ばず使える手軽さが魅力の解説画像

まずは車種を問わず使える汎用タイプから、価格・サイズ・使い勝手のバランスがよい3製品を紹介します。「まずリアゲートタープを試してみたい」「複数の車で使い回したい」という人は、この中から選べば大きく外しません。各製品のスペックカードもあわせてチェックしてください。

Levolva 汎用リヤゲートタープ LVRT-01|ミニバン・軽ワンボックスの定番

Levolva(レヴォルヴァ)の汎用リヤゲートタープ LVRT-01は、ノアやヴォクシー、セレナ、ステップワゴン、エブリイワゴンなど約30車種のミニバン・軽ワンボックスに対応する定番モデルです。価格は18,800円(税込)と汎用タープとして手頃で、ベルト3組・面ファスナー・吸盤を併用してバックドアにしっかり固定できます。後方展開と側面展開の2モードに対応し、その日の設営スペースや天候に合わせて使い分けられるのが強みです。付属の防水バッグにコンパクトに収まり、収納にも困りません。ソロの車中泊から夫婦のデイキャンプまで幅広く使えます。注意点は、汎用ゆえに車種によって微妙な隙間ができること。適合表で自分の車種を確認してから選びましょう。詳細はLevolva公式ストア(SOVIE)で確認できます。

🚐 スペック情報
製品名Levolva 汎用リヤゲートタープ LVRT-01
価格18,800円(税込)
対応車種ノア/ヴォクシー/セレナ/ステップワゴン/エブリイワゴン等 約30車種
取り付けベルト3組+面ファスナー+吸盤
特徴後方・側面の2モード、防水バッグ付き

FIELDOOR カーサイドスクエアタープ|軽量1.9kgでソロ向き

FIELDOOR(フィールドア)のカーサイドスクエアタープは、展開サイズ約200cm×200cm、重量約1.9kgと軽量で扱いやすい1枚です。生地はポリエステルで耐水圧2,000mm以上、UVカットは最上ランクのUPF50+と、日よけ・雨よけ性能はしっかり確保されています。吸盤フックはレバーを下ろすだけで固定でき、ハトメが4カ所あるので幅200/180/160/140cmから状況に合わせて張り方を変えられます。収納サイズは約64cm×15cm×15cmとコンパクトで、軽自動車の荷室にも収まります。ソロや少人数のデイキャンプ、着替えスペースの確保に向いています。注意点は、吸盤固定のため強風時は外れやすいこと。風の強い日は付属ポールやペグでしっかり支えると安定します。仕様はFIELDOOR公式サイトに掲載されています。

🚐 スペック情報
製品名FIELDOOR カーサイドスクエアタープ
展開/収納サイズ約200×200cm / 収納 約64×15×15cm
重量約1.9kg
耐水圧/UV2,000mm以上 / UPF50+
取り付け吸盤フック(レバー式)+ハトメ4カ所

FIELDOOR ワンタッチカーサイドタープ 230×280|広さ重視の家族向け

もう少し広い日陰がほしいファミリーには、FIELDOORのワンタッチカーサイドタープ 230×280がおすすめです。展開サイズは約230cm×280cmと大きく、車のそばに家族4人がくつろげる空間をつくれます。ワンタッチ式で骨組みが一気に開くため、テント設営が苦手な人でも短時間で日陰が完成します。標準タイプは耐水圧1,500mm・UVカット98.7%、より防水を高めた連結式タイプは耐水圧16,000mm・UVカット99.8%と、雨天の連泊にも対応します。重量は標準タイプで約2.2kg、収納サイズは約87cm×13cm×13cm。ミニバン・SUV・軽自動車に幅広く使えます。注意点は、サイズが大きいぶん風の影響を受けやすいこと。四隅をペグでしっかり固定し、強風時は早めにたたむ判断が大切です。

🚐 スペック情報
製品名FIELDOOR ワンタッチカーサイドタープ 230×280
展開/収納サイズ約230×280cm / 収納 約87×13×13cm
重量約2.2kg(連結式 約3kg)
耐水圧/UV1,500mm(連結式16,000mm)/ UV98.7%(連結式99.8%)
取り付けワンタッチ+吸盤

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車種専用タイプおすすめ3製品|ハイエース・N-BOXにジャストフィット

次は、愛車のバックドア形状に合わせて設計された車種専用タイプです。汎用品にありがちな隙間や見た目のもたつきがなく、フィット感と防水性を重視する人に向いています。ここではハイエース・N-BOXユーザーに人気の3製品を紹介します。専用品は価格が上がるぶん、満足度も高い選択肢です。

オグショー ESバックドアタープ|ハイエース専用の高耐水モデル

トランスポータープロショップとして知られるオグショーのESバックドアタープは、200系ハイエース(標準ボディ・ワイドボディ)専用に設計された高耐水モデルです。展開サイズは長さ約2400mm×幅約1170mmで、バックドアの後方をきれいに覆います。撥水素材は耐水圧5,000mmレベル・透湿度5,000g/m2/24HRレベルと、車中泊向けリアゲートタープの中でもトップクラスの防水・快適性です。ESリアパイプラックに装着するため風に強く、タープを張ったままラックにランタンを吊るして夜も使えます。価格はタープ単品で39,600円(税込)、ラックとのセットで49,500円(税込)。ハイエースで頻繁に車中泊する人に向いています。注意点は、リアパイプラックが前提のシステム構成であること。導入前にオグショー公式サイトで装着条件を確認してください。

🚐 スペック情報
製品名オグショー ESバックドアタープ
価格39,600円(税込・単品)/ラックセット49,500円(税込)
対応車種200系ハイエース 標準/ワイドボディ
展開サイズ/耐水圧約2400×1170mm / 5,000mmレベル
取り付けESリアパイプラックに装着

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レクビィ RBL オリジナル リヤゲートタープ|ハイエース専門ビルダーの1枚

ハイエース専門のキャンピングカービルダーとして実績のある株式会社レクビィが手がけるのが、RBLオリジナル リヤゲートタープです。200系ハイエースの各ボディ(標準幅・ワイド幅・スーパーロングなど)に合わせて用意され、バックドアを開けた後方に日陰と雨よけの空間をつくります。ハイエースを知り尽くしたビルダーの製品だけあり、車体との一体感とフィット感が魅力です。価格はボディサイズにより35,640円(税込)前後が目安ですが、仕様や価格は改定されることがあるため、最新情報はレクビィ公式サイトで確認してください。ハイエースで長く車中泊を楽しむ人、ビルダー品質にこだわる人に向いています。注意点として、車種・年式・ルーフ形状で適合が細かく分かれるため、購入時は自分の車の仕様を正確に伝えて選ぶことが失敗しないコツです。

🚐 スペック情報
製品名レクビィ RBL オリジナル リヤゲートタープ
価格35,640円(税込)前後(最新は公式要確認)
対応車種200系ハイエース各ボディ(標準/ワイド/スーパーロング等)
メーカー株式会社レクビィ(ハイエース専門ビルダー)
特徴車体との一体感・専用フィット

Levolva リヤゲートタープDX N-BOX専用|軽ハイトワゴンにぴったり

軽自動車で車中泊派に人気なのが、LevolvaのリヤゲートタープDX N-BOX専用(LVOT-001)です。ホンダN-BOX(JF3/JF4/JF5/JF6)とN-BOXカスタム、N-BOX JOYに対応し、軽ハイトワゴンのバックドア形状に合わせた専用設計になっています。素材はハイルーフ対応の110Dポリタフタで、軽量ながら日よけ・雨よけとして機能します。取り付けはマグネットとベルトで、女性ひとりでも短時間で設営できる手軽さが魅力です。軽自動車1台で身軽に車中泊やデイキャンプを楽しむソロユーザーに向いています。価格は仕様やセット内容で変わるため、最新価格はLevolva公式ストアで確認してください。注意点として、専用設計のため他車種には流用できません。N-BOXを長く乗る前提で選ぶと満足度が高い1枚です。

🚐 スペック情報
製品名Levolva リヤゲートタープDX N-BOX専用 LVOT-001
対応車種ホンダ N-BOX JF3/JF4/JF5/JF6・カスタム・JOY
素材ハイルーフ対応110Dポリタフタ
取り付けマグネット+ベルト
価格公式サイトで要確認

6製品を一覧で比較|スペック・価格・タイプ早見表

6製品を一覧で比較|スペック・価格・タイプ早見表の解説画像

ここまで紹介した6製品を、価格・タイプ・取り付け方式で横並びに比較します。数字で見比べると、自分の使い方に合う1枚が絞り込みやすくなります。以下は各メーカー公式情報をもとにした「車中泊&キャンピングカーの教科書」調べの比較表です。

製品名 タイプ 価格(税込) 取り付け
Levolva 汎用 LVRT-01 汎用 18,800円 ベルト+吸盤
FIELDOOR スクエア 汎用 公式要確認(1万円前後) 吸盤フック
FIELDOOR 230×280 汎用 楽天で要確認 ワンタッチ+吸盤
オグショー ES ハイエース専用 39,600円〜 専用ラック
レクビィ RBL ハイエース専用 35,640円前後 専用設計
Levolva DX N-BOX N-BOX専用 公式要確認 マグネット+ベルト

価格とサイズで比較|1万円台の汎用から4万円台の専用まで

価格帯を俯瞰すると、汎用タイプはLevolva LVRT-01の18,800円をはじめ1万円台〜2万円弱、車種専用タイプはレクビィ約35,640円前後、オグショー39,600円〜と3万〜4万円台に分かれます。サイズは汎用が200cm四方前後、FIELDOOR 230×280のように大型もあり、専用のオグショーESは約2400×1170mmとハイエースの後方をしっかり覆います。「まず試したい・予算を抑えたい」なら1万円台の汎用、「愛車専用でフィット感と防水性を重視」なら3万円台以上の専用が納得の選択です。注意点として、専用モデルは車を買い替えると使えないため、長く同じ車に乗る前提かどうかで判断すると、コスパの見え方が変わります。

取り付け方式で比較|手軽さ重視か固定力重視か

取り付け方式は使い勝手を大きく左右します。手軽さで選ぶなら、吸盤フックのFIELDOORスクエアやワンタッチ式の230×280が、慣れれば数分で設営できて便利です。固定力で選ぶなら、ベルト併用のLevolva汎用や、専用ラックに装着するオグショーESが風に強く安心。マグネット+ベルトのLevolva DX N-BOXは、その中間で軽自動車でも扱いやすいバランス型です。ソロで頻繁に場所を移すなら手軽な吸盤・ワンタッチ式、拠点を構えて長く滞在するなら固定力の高いベルト・ラック式が向いています。注意点は、吸盤式はガラス面の状態で吸着力が変わるため、装着面を拭いてから貼るとトラブルを防げます。

意外と知られていない選び分け|専用より汎用が正解になる場面

実は、「専用モデルのほうが必ず良い」とは限りません。意外と知られていませんが、複数の車を所有していたり、数年で車を乗り替える予定がある人にとっては、汎用モデルのほうが結果的にコスパが高くなります。専用モデルは買い替えのたびに買い直しになりますが、汎用モデルなら次の車でもそのまま使えるからです。また、レンタカーやカーシェアで車中泊旅をする人も、車種を選ばない汎用一択。フィット感は専用に譲っても、「どんな車でも使える自由度」という価値は汎用ならではです。使用頻度が高く1台を長く乗るなら専用、車が変わる可能性があるなら汎用、と割り切って選ぶと後悔しません。

取り付け方法と設営のコツ|吸盤・ベルト・レインガーターを使い分ける

リアゲートタープは選び方だけでなく、正しい設営で快適さが大きく変わります。ここでは基本の設営手順と、多くの人がつまずく「吸盤が外れる」失敗の対策、そして固定力を上げるレインガーターやポールの活用法を解説します。ひと手間で安定感が段違いになります。

基本の設営手順4ステップ|数分で日陰が完成する

設営の基本は4ステップです。まず①平らな場所に駐車し、サイドブレーキをかけてバックドアを跳ね上げます。次に②タープの上辺をベルトや吸盤、面ファスナーでバックドア枠に固定します。続いて③ポールを立ててタープを後方や側面に張り出し、四隅をペグやウェイトで固定。最後に④ロープの張り具合を調整して生地のたるみを取れば完成です。慣れれば汎用タープでも5分ほどで日陰ができます。ソロなら小さめに、ファミリーなら広く張るなど、人数と用途で張り方を変えましょう。注意点として、傾斜地では雨水がタープに溜まりやすいので、必ず水が流れる向きに角度をつけて張ることが大切です。撤収時は生地が濡れていたら軽く拭き、帰宅後に陰干しするとカビを防げます。

「吸盤が外れる」失敗と対策|貼る前のひと拭きが効く

リアゲートタープで最も多い失敗が、設営中や使用中に吸盤が外れてタープが落ちてしまうトラブルです。原因の多くは、ガラス面の汚れ・油膜、気温の低下、そして重い生地の引っ張りです。夏の炎天下で吸盤を貼ったら数分で外れ、風でタープがバサバサとめくれてしまった、というのはよくある話。対策はシンプルで、①貼る前にガラス面を water で濡らして拭く、②吸盤自体も軽く湿らせてから密着させる、③重い生地はベルトやレインガーターと併用して吸盤だけに頼らないことです。強力マグネットを追加するのも有効です。ソロで手軽さ重視でも、風のある日はベルト併用を基本にすると安心。注意点として、真夏のガラスは高温になり吸着力が落ちるため、日が当たる面より日陰側に貼ると外れにくくなります。

レインガーター・ポールで安定度を上げる|強風でも倒れにくく

固定力をもう一段上げたいなら、レインガーター(雨どい)とポールの活用がおすすめです。ハイエースなどレインガーターのある車では、タープクリップやカラビナを引っかけるだけで吸盤より強力に連結でき、価格も手頃で導入しやすいのが魅力です。レインガーターがない車では、しっかりしたポールを2本立ててロープでペグダウンし、テンションをかけることでタープが風であおられにくくなります。頻繁に車中泊する人や、海沿い・高原など風の強い場所を拠点にする人ほど、この一手間が効きます。注意点は、レインガーターがない車に無理やりクリップを付けるとボディを傷める恐れがあること。自分の車にレインガーターがあるかを確認し、なければポールとペグでの固定を基本にしましょう。

⚠️ 車中泊の注意点

道の駅やRVパークでタープを張る際は、隣の区画にはみ出さないよう幅に配慮しましょう。長時間の占有や、就寝スペースを超える大掛かりな設営はマナー違反と受け取られることがあります。撤収時間の目安を決め、周囲への気配りを忘れずに使うのが車旅の鉄則です。

シーン別・季節別の活用術と注意点|夏の日よけから雨・強風対策まで

最後に、リアゲートタープを使いこなすためのシーン別・季節別の活用術を紹介します。ソロから家族まで、そして夏の暑さ対策から雨天・強風時の判断まで、実践的なポイントをまとめました。使い方を工夫すれば、1枚のタープが車旅の満足度を大きく引き上げてくれます。

ソロ・夫婦・ファミリー別|予算5千円〜4万円の選び分け

使う人数と予算で選ぶと、失敗が減ります。ソロでとにかく手軽・低予算なら、5,000円前後の小型汎用タープや自作でも十分機能します。夫婦・デュオで快適さも欲しいなら、1万〜2万円のLevolva汎用 LVRT-01やFIELDOORスクエアがバランス良好。ファミリーで広い日陰がほしいなら、FIELDOOR 230×280のような大型汎用がおすすめです。そして、ハイエースやN-BOXで頻繁に車中泊し、フィット感と防水性を重視するなら、3万〜4万円台のオグショーESやレクビィ、Levolva DX N-BOXといった専用モデルが満足度の高い選択になります。注意点として、大きいタープほど風の影響を受けやすく設営も手間がかかるため、人数に対して過剰なサイズを選ばないのがコツです。

夏の車中泊で日よけとして使う|車内温度を下げる相棒

リアゲートタープが最も活躍するのが真夏の車中泊です。エンジンを切って過ごす車中泊では、直射日光で車内温度が上がるのが大敵。バックドアを開けてタープで日陰をつくり、風の通り道を確保すれば、車内にこもった熱を逃がしながら涼しく過ごせます。UVカット率の高いモデル(FIELDOORスクエアのUPF50+など)を選べば、日焼け対策にもなります。日中はタープ下で調理や休憩、夜はバックドアを開けたまま網戸を付けて就寝、という使い方が快適です。注意点として、タープはあくまで日よけであり、締め切った車内での熱中症リスクはなくなりません。夏は必ず換気を確保し、水分補給を欠かさないでください。夏の暑さ対策の全体像はこちらの記事が参考になります。

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「強風でタープが倒れた」失敗と雨天時の判断|無理をしない

もう一つ覚えておきたい失敗が、強風でタープが倒れたり、破損したりするトラブルです。海沿いのRVパークで夜間に風が強まり、ペグが抜けてポールが倒れ、生地が破れてしまった――というのは実際に起こり得ます。対策は、①風が強い予報の日は最初から張らない、②張る場合はペグを長めの頑丈なものにし、四隅+中間をしっかり固定する、③夜間や外出時は早めにたたむ、の3つです。雨天時も同様で、横殴りの雨では日陰の意味が薄れるため、無理に使わず車内へ切り替える判断が大切です。タープは便利な反面、天候には勝てません。「危ないと思ったらたたむ」を徹底することが、道具を長持ちさせ、安全に車旅を楽しむ最大のコツです。

まとめ|リアゲートタープで車中泊の快適さを一段引き上げよう

🚐 この記事の結論

リアゲートタープは1万円台の汎用から4万円台の専用まで揃う車旅の必需品。まずは取り付け方式と対応車種を確認して選ぼう。

✅ 要点チェック
  • タイプ:後方展開のリアゲート型と側面展開のカーサイド型がある
  • 選ぶ基準:取り付け方式・サイズ・素材・汎用か専用かの4点
  • 汎用:Levolva LVRT-01は18,800円で約30車種に対応
  • 専用:オグショーESは耐水5,000mmでハイエース向き
  • 安全:吸盤は貼る前にひと拭き、強風時は無理せずたたむ

リアゲートタープは、跳ね上げたバックドアを屋根に変え、車の後方に日陰と雨よけの空間をつくる車中泊の心強い相棒です。1万円台の汎用モデルなら気軽に始められ、ハイエースやN-BOXユーザーには3万〜4万円台の車種専用モデルがフィット感と防水性で応えてくれます。選ぶときは、取り付け方式・対応車種・素材と耐水圧・汎用か専用かの4点を順に確認すれば、大きな失敗はまず起きません。

使いこなしのコツは、吸盤は貼る前にガラスをひと拭きし、風のある日はベルトやレインガーター、ポールで固定力を補うこと。そして「危ないと思ったらたたむ」を徹底することです。真夏の日よけ、突然の雨よけ、道の駅での着替え空間と、活躍の場は一年を通して尽きません。

最初の一歩としては、まず自分の車のバックドアの開き方と対応車種を確認し、予算に合った1枚を選ぶことから始めましょう。手軽な汎用タープを1枚持っておくだけで、いつもの車中泊がぐっと快適になります。愛車を「屋根付きのリビング」に変えて、車旅の自由をもっと楽しんでください。

※本記事の価格・仕様は2026年7月時点の各メーカー公開情報をもとにしています。最新の価格・適合車種は各公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

キャンピングカー愛好家。RVパークや道の駅での車中泊体験を中心に、車中泊グッズの選び方やキャンピングカーの比較情報を発信しています。「自由に旅する暮らし」の楽しさと実用的なノウハウをお届けします。

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