リアゲートストッパーおすすめ4選|半開きロックで夏の車中泊を快適にする選び方

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「夏の車中泊、窓だけ開けても全然涼しくならない」「バックドアを開けっぱなしにしたいけど、雨と防犯が心配」——そんな悩みを一気に解決してくれるのが、リアゲートストッパーです。バックドアを好きな位置で半開きに固定できるので、施錠したまま風を通せて、荷室の出し入れもラクになります。

この記事では、リアゲートストッパーの仕組みから、車種専用式と汎用式の違い、実際に選べる4製品の価格・タイプ比較、取り付けと半開きロックの手順、そして使う前に知っておきたい注意点までまとめました。「アイズ-ストッパー7,700円」「鍵一体型ダイヤルロック3,100円」といった実売価格を挙げながら、あなたのクルマと予算に合う1本が見つかるように解説していきます。

結論から言えば、ハイエースやキャラバンなら車種専用のブラケット式、いろんな車に使い回したいなら汎用のドア掛け式が基本です。虫よけの網戸とセットで使えば、夏の車中泊の快適さがひとつ上のレベルになりますよ。

📌 この記事でわかること

・リアゲートストッパーの仕組みと、半開き固定で得られる3つの効果
・車種専用式と汎用ドア掛け式の違いと選び方
・実売1,980円〜7,700円まで、おすすめ4製品の価格・タイプ比較
・取り付け・半開きロックの手順と、虫・防犯・換気の注意点

目次

リアゲートストッパーとは?バックドアを半開きで固定できる車中泊アイテム

リアゲートストッパーとは?バックドアを半開きで固定できる車中泊アイテムの解説画像

リアゲートストッパーは、跳ね上げ式のバックドア(リアゲート)を、全開ではなく途中の好きな位置で止めて固定するための道具です。名前を初めて聞く方も、「バックドアを半分だけ開けて風を通したい」という発想は車中泊派なら一度は考えたことがあるはず。そのニーズにピンポイントで応えるのが、このアイテムです。

そもそもリアゲートストッパーは何をする道具?

結論として、リアゲートストッパーは「バックドアの開き角度を任意の位置で固定する」ためのパーツです。ハイエースやミニバンのバックドアは、ダンパー(ガスの支柱)で全開位置まで一気に上がる構造なので、普通は途中で止められません。ストッパーを使うと、たとえば20cmだけ開けて風の通り道を作る、といった半開き固定が可能になります。汎用タイプの多くは全長195mm前後の金属バーで、片側をドアのロック部、もう片側を車体側のフックに引っ掛けて突っ張る仕組みです。ソロ車中泊の換気から、荷室での着替え・調理時の空気の入れ替えまで幅広く使えます。注意点として、車種によってフックを掛ける位置が違うため、取り付け前に自分の車で引っ掛けられる場所があるか確認しておくと失敗がありません。

なぜバックドアを「半開き」で固定できると便利なのか

半開き固定の最大の価値は、施錠したまま換気ができることです。全開にすると防犯上も雨対策上も無防備ですが、10〜20cmの半開きなら人は入れず、風だけが通ります。実際に汎用ストッパーを使うと、サイドウィンドウとリアで空気の入口・出口ができ、風が吹いたときに室内を空気が流れていくのを感じられます。夫婦やファミリーで就寝する場面では、締め切った車内の二酸化炭素・湿気がこもりにくくなり、結露も軽減されます。ただし半開きにしても、後述する一酸化炭素や熱中症のリスクがゼロになるわけではありません。あくまで「快適な換気の一手段」として捉え、就寝環境の安全対策は別に用意することが前提です。

車種専用式と汎用ドア掛け式の2タイプがある

リアゲートストッパーは、大きく「車種専用ブラケット式」と「汎用ドア掛け式」の2タイプに分かれます。専用式はハイエース200系やキャラバンE26/NV350など特定車種にボルトで固定する方式で、株式会社アイズの「アイズ-ストッパー」(7,700円税込)が代表格です。一方の汎用式は、金属バーをドアに引っ掛けるだけで、ほとんどの車のバックドア・スライドドア・サイドドアに使えます。価格は1,980円〜3,100円程度と手頃です。専用式は見た目がスッキリして開き角度も自由に決められる反面、車種が変わると使えません。汎用式は使い回しが利く反面、車によっては掛け位置の相性があります。まずは自分の車が専用品のラインナップにあるかを確認し、なければ汎用式を選ぶのが失敗しない順番です。

📌 押さえておきたいポイント

リアゲートストッパーは「バックドアを半開きで固定する道具」。施錠したまま換気できるのが最大の武器です。ハイエース・キャラバン乗りは専用ブラケット式、それ以外や複数台で使い回すなら汎用ドア掛け式が基本の選び方になります。

なぜ夏の車中泊で手放せないのか|換気・防犯・雨よけの3つの効果

リアゲートストッパーが車中泊派に支持される理由は、夏の困りごとをまとめて解決してくれるからです。ここでは「換気」「防犯」「雨よけ・日よけ」という3つの効果を、具体的な場面とともに見ていきます。

効果1|サイドとリアで風の通り道ができる

最初の効果は換気性能の底上げです。車内は前後に長いので、サイドウィンドウを少し開けただけでは空気がよどみがち。バックドアを半開き固定すると、車の一番後ろに大きな排気口ができ、前後方向の風の通り道が生まれます。窓用の網戸やサンシェードと組み合わせれば、無風でも扇風機1台で驚くほど空気が動きます。ソロ車中泊はもちろん、大人2人が並んで眠るミニバン車中泊で威力を発揮します。注意したいのは、雨天時や虫の多い河川敷などでは開けっぱなしにできない点。開ける幅を10cm程度に絞れば、雨の吹き込みと虫の侵入をある程度抑えつつ換気できます。

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効果2|施錠したまま開けられるから防犯になる

2つ目は防犯面のメリットです。鍵一体型ダイヤルロックを備えたモデル(3,100円税込)なら、暗証番号でストッパー自体を施錠でき、外から力任せに開けられません。全開で寝るのは無防備ですが、半開き+施錠なら人は侵入できず、風だけが入ります。夜間のサービスエリアや道の駅で「窓を開けて寝るのは不安」という女性ソロや、子ども連れのファミリーにこそ向いています。ただし、あくまで「簡単には開けられない」レベルの防犯であり、本気の車上荒らしを完全に防ぐものではありません。貴重品は目につく場所に置かない、人目のある場所を選ぶといった基本対策と合わせて使いましょう。

効果3|小雨や強い日差しから荷室を守る

3つ目は雨よけ・日よけです。跳ね上げ式のバックドアは、半開きにすると屋根のように張り出し、小雨程度なら荷室への吹き込みを防いでくれます。強い西日が差す夕方の駐車でも、バックドアが日除けになって荷室の温度上昇を和らげます。キャンプ場で荷物を出し入れしながら過ごすとき、雨や直射日光を気にせず作業できるのは大きな利点です。とはいえ本降りの雨や横殴りの風には無力なので、その場合は素直に閉めるか、リアゲート用のテールゲートタープを併用するのが安全です。

⚠️ 車中泊の失敗パターン①

真夏にエンジンを切り、窓を数cm開けただけで寝たら、明け方まで蒸し暑くて眠れず熱中症になりかけた——という失敗はよく聞きます。原因は「空気の出口が小さすぎて対流が起きない」こと。対策は、バックドアをリアゲートストッパーで半開き固定し、前後に風の通り道を作ること。窓の網戸+扇風機と組み合わせると、無風の夜でも体感がぐっと変わります。

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リアゲートストッパーおすすめ4製品を価格とタイプで比較

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ここからは実際に選べる4製品を、価格・タイプ・ロックの有無で比較します。「とにかく安く」「防犯もほしい」「ハイエース専用でスッキリ付けたい」など、狙いに合わせて選べるようスペックカードにまとめました。価格は2026年7月時点で確認できた実売・公式価格です。

製品 タイプ 価格(税込)
アイズ-ストッパー 車種専用 7,700円
鍵一体型ダイヤルロック式 汎用 3,100円 ◯(ダイヤル)
REX-OWL DCS-08K 汎用 約1,980〜2,080円 ◯(鍵付き)
KTC ドアストッパー AP902A 汎用(工具流用) 約3,000円弱

※価格は2026年7月時点。車中泊&キャンピングカーの教科書調べ。実売価格は販売店・時期で変動します。

アイズ-ストッパー|ハイエース・キャラバン乗りの本命

結論として、ハイエース200系やキャラバンに乗っているなら第一候補になるのがアイズ-ストッパーです。株式会社アイズが手がける車種専用ブラケット式で、価格は7,700円(税込)。標準ルーフからハイルーフまで対応し、リアゲートを自由な角度で固定できるうえ、ゲート中央に障害物が来ない設計なので出入りの邪魔になりません。荷物を吊るすフックとしても使え、車中泊とレジャーの両方で活躍します。汎用品より高価ですが、車体にしっかり固定できて見た目もスッキリするのが専用品の強み。デメリットは、取り付け時にボディとの干渉に注意して微調整が必要な点と、車を乗り換えると使えなくなる点です。長くハイエースに乗る予定の方向けの投資といえます。

🚐 スペック情報
製品名アイズ-ストッパー
メーカー株式会社アイズ
価格7,700円(税込)
タイプ車種専用ブラケット式
対応車種ハイエース200系(標準/ミドル/ハイルーフ)、キャラバンE26/NV350用もあり
特徴自由な角度で固定、ゲート中央に障害物なし、荷吊り兼用

アイズ-ストッパーの詳細(株式会社アイズ公式サイト)

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鍵一体型ダイヤルロック式|防犯まで欲しい人の万能選手

防犯性と汎用性を両立したいなら、鍵一体型のダイヤルロック式が候補です。全長195mm、スチール(艶消し黒塗装)の頑丈なバーで、価格は3,100円(税込)。最大の特徴は、南京錠やワイヤーを別途用意せずとも、本体のダイヤルで暗証番号を設定して施錠できる点です。ダイヤル上部を細い棒で押しながら好みの数字に合わせるだけで番号を変更できます。ほとんどの車種のバックドア・サイドドア・スライドドアに使えるので、車を乗り換えても使い続けられます。夜間のSAや道の駅で「開けたまま眠りたいけど防犯が不安」という人にぴったり。注意点は、金属バーがドアに当たると塗装を傷めるおそれがあるため、掛ける位置の確認と、必要なら養生を丁寧にすることです。

🚐 スペック情報
製品名リアゲートストッパー 鍵一体型 ダイヤルロック
価格3,100円(税込)
全長195mm
素材スチール(艶消し黒塗装)
ロック鍵一体型ダイヤルロック(暗証番号設定可)
対応ほとんどの車種のバックドア/サイド/スライドドア

REX-OWL DCS-08K|2,000円前後で試せる入門用

「まずは安く試したい」という人に向くのが、REX-OWLのDCS-08Kです。実売価格は約1,980〜2,080円(Amazon、時期により変動)と4製品で最安クラス。ステンレス製のシルバーで、サビに強く見た目も精悍です。鍵付きで施錠でき、汎用のドア掛け式なので幅広い車種に対応します。初めてリアゲートストッパーを導入する人が、換気の便利さを体感するための入門用としてちょうどいい価格帯。ソロ車中泊で「夏だけ軽く使えれば十分」というライトユーザーにも合います。注意点は、実売価格が時期によって変わりやすいことと、汎用品ゆえに車種によっては掛け位置の相性があること。購入前に自分の車のバックドア形状を確認しておくと安心です。

🚐 スペック情報
製品名REX-OWL リアゲートストッパー DCS-08K
価格約1,980〜2,080円(時期により変動)
素材/色ステンレス/シルバー
タイプ汎用・ドア掛け式
ロック鍵付き
向いている人まず安く試したいライトユーザー

KTC ドアストッパー AP902A|工具流用で作る自作派の定番

DIYが好きな人に根強い人気なのが、KTC(京都機械工具)のドアストッパーAP902Aを流用する方法です。もともとは板金作業でドアを少し開けた状態に保つための工具ですが、これを車中泊のリアゲート固定に応用します。ゴムグリップを足しても3,000円弱で導入でき、閉じている側をドアロック部に固定し、カラビナのように開く側を車体側にロックして突っ張ります。工具メーカー製だけあって作りが頑丈で、長く使える安心感があります。専用のロック機構はないため防犯性は控えめですが、換気目的なら十分。注意点は、車種によって掛け位置の工夫が必要で、ボディに傷を付けないよう養生が欠かせないこと。手を動かすのが好きな人向けの選択肢です。

🚐 スペック情報
製品名KTC ドアストッパー AP902A(流用)
価格約3,000円弱(ゴムグリップ含む)
タイプ汎用・板金工具流用
ロックなし(換気目的向き)
向いている人DIY・工具流用が好きな人

車種専用か汎用か?後悔しないタイプの選び方

4製品を見てきましたが、選ぶときに一番迷うのが「専用式にすべきか、汎用式でいいか」という分岐です。ここを間違えると「せっかく買ったのに車を乗り換えて使えなくなった」「安く買ったけど掛け位置が合わなかった」となりがち。判断の軸を整理しておきましょう。

ハイエース・キャラバンなら専用ブラケット式が本命

結論として、ハイエース200系やキャラバンE26/NV350に乗っていて、その車に長く乗るつもりなら専用ブラケット式が本命です。アイズ-ストッパー(7,700円税込)のような専用品は、車体に合わせて設計されているため固定が確実で、開き角度も自由に決められます。ゲート中央に障害物が来ないので、荷室への出入りや大きな荷物の積み下ろしも快適。毎晩のように車中泊をするヘビーユーザーほど、この使い勝手の差は効いてきます。デメリットは価格が汎用品の2〜3倍になることと、乗り換え時に持ち越せないこと。逆に言えば、5年10年と同じ車に乗る前提なら、1日あたりのコストはごくわずかです。

いろんな車に使い回すなら汎用ドア掛け式

複数の車で使いたい、あるいは近いうちに買い替える予定があるなら、汎用ドア掛け式が正解です。鍵一体型ダイヤルロック式(3,100円税込)やREX-OWL DCS-08K(約2,000円)は、ほとんどの車のバックドアに引っ掛けるだけで使えます。レンタカーや友人の車で車中泊するときも持ち出せるのが強み。家族でミニバンと軽の2台を使い分けている家庭にも向いています。ただし汎用ゆえに、車種によっては掛ける位置がしっくりこないことがあるので、購入前にバックドアのロック部と車体側フックの位置関係を確認しておきましょう。相性さえ合えば、コスパは専用品を大きく上回ります。

鍵付きか鍵なしか、防犯性で選ぶ

もうひとつの軸が、ロック機構の有無です。ダイヤル式や鍵付きモデルは、ストッパー自体を施錠できるので、半開き状態で外から開けられません。人目の少ない場所で寝ることが多い人、女性ソロや子連れファミリーには鍵付きを強くおすすめします。一方、換気目的が中心で、常に人目のある場所を選ぶ人なら、鍵なしのシンプルな製品やKTC流用でも十分実用的です。防犯を厳密に求めるほど価格は上がる傾向にあるので、「どこで、誰と寝ることが多いか」を基準に、必要な防犯レベルから逆算して選ぶと後悔しません。

💡 車旅メモ

意外と知られていないのですが、リアゲートストッパーは「夏の換気グッズ」と思われがちな一方で、冬にも活躍します。締め切った車内で調理や結露対策の空気入れ替えをするとき、数cmだけ半開き固定すれば、寒さを最小限にしつつ淀んだ空気を逃がせます。夏専用と決めつけず、通年の換気ツールとして持っておくと便利ですよ。

取り付けと半開きロックの手順|初心者がつまずくポイント

買ったら次は取り付けです。汎用式は工具いらずで数分、専用式もDIYで装着できます。ここでは手順と、初心者がやりがちなミスの回避法を解説します。

汎用タイプの取り付けは3ステップ

汎用ドア掛け式の取り付けは、慣れれば30秒ほどで完了します。手順は、①バックドアを開けてロック部(ラッチ)を確認、②ストッパーの片側をロック部側に引っ掛け、③もう片側を車体側のフックやストライカーに掛けて突っ張らせる——の3ステップです。ダイヤルロック式なら、掛けたあとにダイヤルを回して施錠します。ソロでもファミリーでも作業は同じで、力もほとんど要りません。つまずきやすいのは、車体側の掛け場所が見つからないケース。車種によってはストライカーの形状が独特で、付属のフックが合わないことがあります。その場合はカラビナやS字フックを介して調整すると解決することが多いです。

車種専用ブラケットの取り付けと調整

アイズ-ストッパーのような専用品は、ボルトで車体側に固定するため、汎用品より少し手間がかかります。基本はドライバーやレンチでブラケットを規定位置に取り付けるだけですが、大切なのは装着後の開閉チェックです。メーカーも案内している通り、ボディとの干渉に気をつけながら微調整し、ドアを開け閉めしてストッパーが車体に当たらないか確認します。ここを省くと、次の見出しで触れるようにボディを傷めるおそれがあります。一度きちんと調整すれば、あとは着脱不要で使い続けられるのが専用品のラクなところ。自信がなければ、購入店やディーラーで取り付けを相談するのも手です。

開閉位置の微調整でボディに当てない

取り付けで最も重要なのが、開き角度とクリアランスの微調整です。ストッパーで固定する位置が浅すぎるとバーが突っ張りきらず、深すぎるとバックドアやボディにバーが接触して塗装を削ってしまいます。理想は、狙った開き幅(10〜20cm程度)でバーがピンと張り、どこにも金属が当たっていない状態。心配なら、バーが触れそうな箇所に保護テープや養生を貼っておくと安心です。使い始めの数回は、風でドアが揺れたときにバーがずれないかも確認しておきましょう。ここを丁寧にやるかどうかで、愛車を傷つけずに長く使えるかが決まります。

⚠️ 車中泊の失敗パターン②

位置調整をせずに汎用ストッパーを掛けたまま強風にあおられ、金属バーがバックドアの内張りに当たって傷が付いた——という失敗があります。原因は「バーの張り具合と当たり位置を確認していなかった」こと。対策は、取り付け時にバーがどこにも接触していないかを目視し、当たりそうな箇所に保護テープを貼っておくこと。ひと手間で愛車の塗装と内張りを守れます。

予算別・使い方別のおすすめ|ソロからファミリーまで

最後に、予算と使い方から逆算したおすすめの組み合わせを提案します。自分の状況に近いパターンを参考に、最初の1本を絞り込んでください。

予算2,000円以下|コスパ最優先ならREX-OWL

「まず換気の便利さを試したい」「夏だけ軽く使えれば十分」という人には、約2,000円のREX-OWL DCS-08Kが最有力です。ステンレス製で鍵付き、汎用式なのでほとんどの車に使えます。ソロ車中泊のライトユーザーが、リアゲート半開きの快適さを体感するのにちょうどいい価格帯。まずここから始めて、物足りなくなったら上位モデルへ——という段階的な導入もアリです。注意点は実売価格が時期で変わることなので、購入タイミングでの価格チェックはお忘れなく。

予算3,000円台|防犯もほしいなら鍵付きダイヤル式

夜間のSAや道の駅で開けたまま眠りたい、でも防犯が不安——という人には、鍵一体型ダイヤルロック式(3,100円税込)がおすすめです。暗証番号で施錠でき、南京錠を別途持ち歩く必要もありません。女性ソロや子連れファミリーが安心して換気しながら眠るための、コスパと防犯のバランスが取れた1本。全長195mmのスチール製で頑丈さもあり、車を乗り換えても使い続けられるので、長い目で見ても損がありません。

予算7,000円台|ハイエース乗りは専用式が快適

ハイエースやキャラバンで頻繁に車中泊をするヘビーユーザーには、アイズ-ストッパー(7,700円税込)の専用式が快適です。固定が確実で開き角度も自由、ゲート中央に障害物が来ないので出入りもスムーズ。毎回の使い勝手の良さは、汎用品とは一線を画します。長期の車旅やバンライフで、自分の城として車を仕上げていきたい人にこそ向いた投資。価格は張りますが、使う頻度が高いほど1回あたりのコストは小さくなります。

使う前に知っておきたい注意点とデメリット

便利なリアゲートストッパーですが、万能ではありません。過信すると危険につながることもあるので、購入前にデメリットと注意点を正しく理解しておきましょう。

虫の侵入は防げない|網戸との併用が前提

まず押さえたいのが、リアゲートストッパー単体では虫を防げないという点です。バックドアを半開きにすれば、当然そこから蚊や蛾が入ってきます。夏の河川敷や山間部では、これが快眠を妨げる最大の敵になりがち。対策は、リアゲート用の網戸(マグネット式スクリーンなど)を併用することです。ストッパーで開けた隙間を網戸でふさげば、風は通して虫は入れないという理想的な状態が作れます。ストッパーを買うなら、同時に自分の車のバックドアに合う網戸も検討しておくと、導入後に後悔しません。

メリットデメリット
施錠したまま換気できる
前後に風の通り道ができる
小雨・日差しから荷室を守る
荷物の出し入れがラク
単体では虫を防げない
本降りの雨・横風には無力
完全な防犯にはならない
汎用式は掛け位置の相性がある

半開きでも一酸化炭素・熱中症対策は別に必要

次に重要なのが、半開き換気は安全対策の万能薬ではないという点です。バックドアを開けても、車内でカセットコンロや火器を使えば一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は無色無臭で、高濃度では短時間で意識を失う危険があるため、車内での火器使用は基本的に避けるのが鉄則です。また真夏はエンジンを切ると半開きだけでは暑さをしのぎきれず、熱中症のリスクが残ります。ポータブル電源+扇風機や車載クーラーなど、温度そのものを下げる対策を別途用意しましょう。リアゲートストッパーは「換気を良くする道具」であって、「安全を保証する道具」ではないと理解しておくことが大切です。体調に異変を感じたら、我慢せず涼しい場所へ移動してください。

車中泊の換気と一酸化炭素リスクの解説(BLUETTI)

盗難・いたずらリスクをゼロにはできない

鍵付きモデルでも、防犯は「簡単には開けられない」レベルにとどまることを理解しておきましょう。ダイヤルロックや鍵は、通りすがりの盗難やいたずらへの抑止力にはなりますが、工具を使った本気の車上荒らしを完全に防ぐものではありません。半開きの隙間から手を入れられる範囲に貴重品を置かない、人通りや管理のある場所を選ぶ、といった基本の防犯意識と組み合わせて初めて効果を発揮します。過度に安心しきらず、あくまで換気と最低限の防犯を両立する便利グッズとして、上手に付き合っていくのが賢い使い方です。

まとめ|リアゲートストッパーで夏の車中泊を一段快適に

🚐 この記事の結論

リアゲートストッパーは施錠したまま換気できる車中泊の必需品。ハイエース勢は専用式、使い回すなら汎用式を選び、網戸とセットで使うのが正解です。

✅ 要点チェック
  • 役割:バックドアを半開きで固定し施錠したまま換気
  • 2タイプ:車種専用ブラケット式と汎用ドア掛け式
  • 価格:汎用約1,980円〜、専用は7,700円が目安
  • 防犯:鍵付きダイヤル式なら夜間も安心して開けられる
  • 注意:虫は網戸で、一酸化炭素・熱中症は別対策で防ぐ

リアゲートストッパーは、夏の車中泊の「暑くて眠れない」を解決してくれる、費用対効果の高いアイテムです。全開にせず半開きで固定できるから、施錠したまま前後に風を通せて、小雨や日差しから荷室も守れます。ハイエースやキャラバンに長く乗るならアイズ-ストッパー(7,700円税込)の専用式、複数の車で使い回したり防犯もほしいなら鍵一体型ダイヤルロック式(3,100円税込)、まず安く試すならREX-OWL DCS-08K(約2,000円)、DIY派ならKTC工具流用と、狙いに合わせて選べます。

最初の一歩としては、自分の車のバックドア形状を確認し、専用品のラインナップにあれば専用式、なければ汎用式を選ぶこと。そして忘れずに、リアゲート用の網戸をセットで用意しましょう。虫を防ぎながら風を通せて初めて、リアゲート半開きの快適さがフルに活きてきます。今年の夏は、締め切った蒸し暑い車内から卒業して、風の抜ける車中泊を楽しんでくださいね。※価格・仕様は変動するため、購入前に各メーカー公式サイト・販売ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

キャンピングカー愛好家。RVパークや道の駅での車中泊体験を中心に、車中泊グッズの選び方やキャンピングカーの比較情報を発信しています。「自由に旅する暮らし」の楽しさと実用的なノウハウをお届けします。

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