オーナーロッジタイプ52Rの全貌|ogawaロッジテントの設営・サイズ・T/Cとの違い

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「ogawaのオーナーロッジタイプ52Rが気になるけど、11万円以上するテントって実際どうなの?」「ポリエステルとT/Cモデルの違いがよくわからない」——そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、オーナーロッジタイプ52Rは天井高210cm・壁がほぼ垂直に立ち上がる構造で、ロッジテントの中でも居住性の高さが際立つモデルです。ogawa(キャンパルジャパン)が長年培ってきたロッジテントの技術が詰まっており、ファミリーキャンプの「寝室兼リビング」として頼れる一張になります。

この記事では、基本スペックの詳細からポリエステル/T/Cモデルの選び方、設営手順、季節別の使い勝手、同価格帯のロッジテントとの比較まで、購入前に知っておきたい情報をすべてまとめました。

📌 この記事でわかること

・オーナーロッジタイプ52Rの基本スペックと3つの強み
・ポリエステルとT/Cモデルの違い(素材・重量・価格)と選び方
・初心者でも失敗しない設営手順4ステップ
・真夏・雨・冬キャンプでの使い勝手と具体的な対策

\家族みんなで快適に過ごせる5人用テント/

目次

オーナーロッジタイプ52Rの基本スペックと3つの魅力

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ogawa(キャンパルジャパン)のオーナーロッジタイプ52Rは、クラシカルなデザインと高い居住性を両立したロッジ型テントです。まずは基本スペックを押さえておきましょう。

🚐 スペック情報
製品名オーナーロッジ タイプ52R
メーカーogawa(キャンパルジャパン)
価格113,300円(税込)/T/Cモデル:121,000円(税込)
サイズ310×260×210cm(インナー:300×220cm)
収納サイズ82×24×36cm
重量約16.9kg(付属品除く)/T/C:約18.7kg
定員5人
フレームスチール φ22mm

天井高210cmで大人が立ったまま着替えられる居住空間

オーナーロッジタイプ52Rの天井高は210cmです。身長170cm台の大人が立ち上がっても頭上に40cm近い余裕があり、テント内での着替えや荷物整理がストレスなく行えます。ドーム型テントでは中腰が基本になりますが、ロッジ型はこの「立てる快適さ」が段違いです。

インナーテントのサイズは300×220cmで、大人2人が横になっても左右に余裕があります。5人定員ですが、荷物を中に入れることを考えると大人2人+子ども2人が快適に眠れるサイズ感です。車中泊と比べると、寝返りが自由に打てる横幅220cmは大きなアドバンテージになります。

注意点として、床面積310×260cmはロッジテントとしてはコンパクトな部類です。テント内にテーブルやチェアを置いてリビングとしても使いたい場合は、別途タープとの組み合わせを検討してください。あくまで「寝室」として割り切ると、このサイズが最大限に活きます。

レトロな格子窓デザインがキャンプサイトで映える

オーナーロッジタイプ52Rの外観上の最大の特徴は、正面両サイドに配置された格子窓デザインです。直線的なロッジテントのフォルムにアンティーク調の窓が加わることで、まるで山小屋のような雰囲気が生まれます。カラーはサンドベージュ×ダークブラウンの落ち着いた配色で、林間サイトや高原キャンプ場の景観によく馴染みます。

この格子窓は見た目だけでなく機能面でも優秀です。窓部分がメッシュになっており、フライシートを閉じた状態でも通風を確保できます。前後左右すべてにメッシュパネルがあるため、夏場でもテント内の空気がこもりにくい構造です。

ただし、格子窓の部分はフライシートの耐水圧が確保されていないため、横殴りの雨では浸水リスクがあります。悪天候時はパネルを完全に閉じて使いましょう。また、夜間に照明を点けると格子窓から光が漏れるため、就寝時の目隠し対策も考えておくとよいでしょう。

壁が垂直に近く5人用でもデッドスペースが少ない

ロッジ型テントの構造的な強みは、側面がほぼ垂直に立ち上がることです。ドーム型テントでは壁際に向かうほど天井が低くなり、荷物を置くくらいしかできないデッドスペースが生まれます。オーナーロッジタイプ52Rは壁際でも天井高が十分にあるため、310×260cmの床面積をほぼ100%有効に使えます。

具体的には、壁際にコットを2台並べても圧迫感がなく、中央に通路スペースを確保できます。同じ5人定員のドーム型テントと比較すると、体感の広さは1.3〜1.5倍程度です。この「使える面積の比率」がロッジテントの最大の価値といえます。

注意すべきは、フレーム構造の特性上、テント内の四隅にスチールポールが露出する点です。夜間にトイレへ向かう際にポールに足をぶつけるケースがあるため、小さな子どもがいる場合はポール付近にクッションやブランケットを巻いておくと安心です。

ポリエステルとT/C|7,700円差で何が変わるのか

オーナーロッジ タイプ52Rにはポリエステルモデル(品番2252・113,300円)とT/Cモデル(品番2253・121,000円)の2種類があります。価格差はわずか7,700円ですが、素材の違いは使い勝手に直結します。

比較項目 ポリエステル(2252) T/C(2253)
価格(税込) 113,300円 121,000円
フライ素材 ポリエステル210d
(耐水圧1,800mm)
屋根:ポリエステル210d(1,800mm)
サイド:T/C(350mm)
インナー素材 ポリエステル68d+T/C T/C
総重量(付属品除く) 約16.9kg 約18.7kg
結露しにくさ
乾きやすさ
焚き火の火の粉 △(溶ける) ○(燃え広がりにくい)

車中泊&キャンピングカーの教科書調べ(ogawa公式サイトのスペックをもとに作成)

フライとインナーの素材構成はここが違う

ポリエステルモデルはフライシート全体がポリエステル210d(耐水圧1,800mm)で統一されています。軽量で乾きが早く、雨天撤収後の手入れが楽な点が強みです。インナーテントはポリエステル68dとT/Cの混合で、肌に触れる部分は綿混紡の快適さを確保しています。

一方、T/Cモデルはフライシートの屋根部分にポリエステル210d(耐水圧1,800mm)を使いつつ、サイドパネルにはT/C素材(耐水圧350mm)を採用しています。インナーテントは全面T/Cです。T/C(テクニカルコットン)はポリエステルと綿の混紡生地で、通気性が高く、結露しにくい特性があります。

実用上の違いは「テント内の快適さ」に出ます。T/Cモデルはサイドとインナーが綿混紡のため、触り心地が柔らかく、湿度を吸収・放出してくれます。ポリエステルモデルは生地がツルツルしており、湿気がこもりやすい面があります。ただし、サイドのT/C部分は耐水圧350mmと低いため、強い雨ではパネルを閉じる対応が必要です。

重量差1.8kgは設営時にどう響く?

ポリエステルモデルの総重量は約16.9kg(付属品除く)、T/Cモデルは約18.7kgで、差は1.8kgです。付属品(約2.5kg)を含めるとそれぞれ約19.4kgと約21.2kgになります。

1.8kgの差はスペック表で見ると大したことがないように感じますが、具体的にはフライシートで1.2kg、インナーテントで0.6kgの差があります。フライシートを持ち上げてフレームにかぶせる工程で、T/Cモデルはやや重く感じます。特に身長の低い方や腕力に自信のない方は、この差が設営のしやすさに影響します。

一方、ポール重量は両モデルとも約9.3kgで同じです。テント全体の重量のうち約半分がスチールフレームの重さであり、車からサイトへの運搬では素材の差よりもフレームの重さがボトルネックになります。駐車場からサイトまで距離がある場合は、キャリーワゴンの活用を前提にしてください。

結露・カビリスクを考えたモデル選びの結論

春秋キャンプがメインなら、T/Cモデルをおすすめします。朝晩の気温差が大きい季節はテント内が結露しやすく、T/C素材は吸湿性があるため壁面の水滴を大幅に軽減してくれます。7,700円の追加投資で結露ストレスから解放されるなら、コストパフォーマンスは十分です。

夏メインで雨天キャンプが多い方は、ポリエステルモデルのほうが扱いやすいです。T/C素材は濡れると乾きにくく、撤収後に自宅で広げて乾燥させる手間がかかります。マンション住まいでベランダが狭い場合、乾燥スペースの確保が課題になります。乾燥が不十分なまま収納するとカビが発生するリスクがあるため、この点は購入前に必ず考慮してください。

実はT/Cモデルのほうが「トータルコスト」は安くなるケースがあります。T/C素材は焚き火の火の粉で穴が開きにくいため、リペアの頻度が減ります。ポリエステルモデルは火の粉が当たると溶けて穴が開くため、焚き火サイトでは常に気を使う必要があります。焚き火を楽しむキャンプスタイルなら、7,700円は「保険料」として安いといえるでしょう。

初めてでも迷わない設営手順を4ステップで解説

初めてでも迷わない設営手順を4ステップで解説の解説画像

ロッジ型テントは「設営が難しそう」というイメージがありますが、オーナーロッジタイプ52Rの設営はシンプルです。ドーム型テントのようにポールをスリーブに通す作業がなく、フレームを組んでフライをかぶせるだけの構造なので、慣れれば1人でも20〜30分で設営できます。

スチールフレームを組み立ててフライをかぶせる

最初にスチールフレーム(φ22mm)を地面に広げて組み立てます。フレームはジョイント部分をカチッとはめ込むだけの構造で、工具は不要です。フレームが自立したら、フライシートを上からかぶせて、テント裾の四隅にあるハトメにポールのピンを差し込んで固定します。

ポイントは、フライシートの前後を間違えないことです。格子窓がある面が正面になります。フレームにかぶせる前に前後を確認しておくと、やり直しの手間が省けます。フライシートはポリエステルモデルで約3.6kg、T/Cモデルで約4.8kgなので、持ち上げる動作はそこまで負担になりません。

フレームの接続部にはプラスチック製のジョイントが使われています。無理な方向に力をかけると破損する可能性があるため、組み立て時は各パーツの接続方向を取扱説明書で確認してください。特に初回設営では、力任せに押し込まないよう注意が必要です。

インナーテントを後方から吊り下げる

フライシートを固定したら、次にインナーテントをフライの内側に吊り下げます。作業は後方(格子窓の反対側)から始めるとスムーズです。インナーテントのフックをフレームに引っ掛けていく方式なので、スリーブに通すタイプより圧倒的に楽です。

インナーテントのサイズは300×220cmで、フライシート(310×260cm)より一回り小さくなっています。フライとインナーの間に空気層ができることで、断熱効果と結露軽減の役割を果たします。吊り下げ時にインナーが偏らないよう、四隅のバランスを見ながらフックをかけてください。

夏場など、インナーテントを使わずにシェルターとして使いたい場合は、この手順をスキップして構いません。インナーを外した状態なら310×260cmのフルスペースをリビングとして使えるため、デイキャンプや荷物置き場としての活用もできます。

ペグダウンとガイロープで風対策を万全にする

フライとインナーを設置したら、四隅と入り口側の裾をペグダウンします。付属のスチールペグで十分ですが、硬い地面のサイトではアルミ鍛造ペグ(別売り)のほうが打ち込みやすいです。

ガイロープは「面倒だから省略」は絶対にやめてください。ロッジ型テントは壁面の面積が大きく、横風を受けやすい構造です。ガイロープなしで強風を受けると、フレームごと倒壊するリスクがあります。風速5m/s程度でもフライシートが大きくはためくため、設営直後にガイロープを張る習慣をつけましょう。

⚠️ ガイロープ省略は倒壊のもと

「天気が良いからガイロープはいらないだろう」と省略したところ、夜間に突風が吹いてフレームが歪み、フライシートが破れたというケースがあります。山間部や海沿いのキャンプ場は天候が急変しやすいため、好天時でもガイロープは必ず張ってください。修理費を考えれば、5分の手間は安いものです。

背面パネルの跳ね上げでリビング空間を拡張する

オーナーロッジタイプ52Rの背面パネルは、別売りのポール(ogawa純正アップライトポール推奨)を使って跳ね上げることができます。跳ね上げると日陰のひさし空間が生まれ、テーブルとチェアを置いた簡易リビングとして使えます。

タープを別に張る必要がなくなるため、サイトのスペースが限られるキャンプ場では特に重宝します。310×260cmのテント本体に加えて、跳ね上げた分の奥行き(約150〜180cm)が加わるイメージです。ソロや夫婦キャンプなら、タープレスでも十分に過ごせます。

デメリットとして、跳ね上げ用のポールは別売りのため追加費用がかかります。また、跳ね上げた状態では雨が吹き込みやすくなるため、悪天候時は閉じる前提で使いましょう。背面パネル全体を開放するとテント内が丸見えになるので、プライバシーが気になる方は設営場所の向きに注意してください。

ファミリーキャンプで使いこなすレイアウト術

オーナーロッジタイプ52Rのインナーテントは300×220cmです。カタログ上は5人定員ですが、実際にどう使うかでテント内の快適さは大きく変わります。ここではファミリーキャンプを想定した具体的なレイアウトパターンを紹介します。

大人2人+子ども2人のベスト配置パターン

4人家族の場合、インナーテントの長辺(300cm)方向に体を向けて寝るのが基本です。大人1人あたりの必要幅は約60〜70cm、子ども1人あたりは約40〜50cmですから、4人で合計200〜240cm。インナーの短辺は220cmなので、大人2人+子ども2人がちょうど収まります。

荷物の置き場所は頭上方向の余剰スペース(300cm−身長分)を活用します。身長170cmの大人なら、足元か頭上に約130cmのスペースが残るため、バッグや着替えを並べておけます。貴重品は枕元にまとめておくと夜間も安心です。

5人で使う場合は正直なところ窮屈です。大人5人だと1人あたりの幅が44cmしか確保できず、寝返りを打つたびに隣の人に当たります。5人で使うなら子ども3人+大人2人が限界ラインと考えてください。

コットとインフレーターマット|どちらが合う?

天井高210cmのロッジテントなら、ローコット(地上高約20cm)が快適です。地面の冷気を遮断でき、荷物をコットの下に収納できるため、フロアスペースを有効活用できます。ただし、コット2台を並べると幅が約130cmになり、220cmの短辺に対して約60%を占めます。子どもはインフレーターマット、大人はコットという使い分けがバランスの良い組み合わせです。

インフレーターマット(厚さ5〜8cm)を使う場合は、床面全体にマットを敷き詰める「お座敷スタイル」が可能です。グランドシートの耐水圧は1,800mmあるため、地面からの浸水は基本的に心配ありません。ただし、雨天時にグランドシートの縁から水が入り込むことがあるため、テントの外周よりひと回り小さいサイズのシートを敷くか、フットプリント(別売り)を併用すると安心です。

注意点として、ハイコット(地上高約40cm)はフレーム幅が広くなるため、300×220cmのインナー内では2台並べると通路がほぼなくなります。ロッジテントの居住性を活かすなら、ローコットまたはインフレーターマットを選んでください。

雨の日にタープなしで過ごせるか

結論から言うと、大人2人+子ども2人の4人家族なら、雨天でもタープなしで1泊は過ごせます。インナーテントを外してフライシートだけのシェルターモードにすれば、310×260cmのスペースをリビング+寝室として使えます。テーブル1台とチェア2脚を置いても寝るスペースは確保できます。

ただし、調理や焚き火はテント内ではできないため、食事はカセットコンロ+テント前の小さなひさし空間で対応することになります。本格的な雨キャンプを見越すなら、背面跳ね上げ用のポール(別売り)に加えて、小型タープ(3×3m程度)を1枚用意しておくと安心です。

フライシートの耐水圧は1,800mmで、一般的なキャンプ用テントとしては十分な数値です。ogawaの公式サイトでもスペックが確認できます。縫い目からの浸水を防ぐシームシーリング処理も施されているため、通常の雨であればテント内が浸水することはほぼありません。

💡 車旅メモ

車中泊派の方がオーナーロッジタイプ52Rを追加装備として持つケースも増えています。普段は車内で就寝し、連泊や大人数のときだけテントを使う「車中泊+テント」のハイブリッドスタイルです。収納サイズ82×24×36cmはSUVのラゲッジに積める大きさなので、車旅の選択肢を広げてくれます。

キャンピングカーと比較してどちらが快適か迷う方もいるかもしれません。キャンピングカーの種類や特徴について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

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オーナーロッジタイプ52Rを買う前に知るべき弱点

魅力が多いテントですが、購入前にデメリットも把握しておきましょう。11万円以上の買い物だからこそ、弱点を理解したうえで納得して選ぶことが大切です。

総重量約19kgの運搬は1人だとつらい

ポリエステルモデルの総重量は付属品込みで約19.4kg、T/Cモデルは約21.2kgです。収納袋に入れた状態のサイズは82×24×36cmで、片手で持つには大きく、肩に担ぐにも重いサイズです。オートキャンプ場なら車横付けで問題ありませんが、駐車場から100m以上歩くサイトでは体力を消耗します。

重量の内訳を見ると、フレーム(スチールφ22mm)だけで約9.3kgあり、全体の約半分を占めます。アルミフレームのテントに比べると重いですが、スチールの剛性がロッジテントの「直立する壁面」を実現しています。軽さと剛性はトレードオフの関係にあるため、ロッジ型を選ぶ以上、この重量は受け入れる必要があります。

対策として、キャリーワゴン(耐荷重100kg以上のもの)を1台用意しておくと運搬が格段に楽になります。テント本体+寝具+テーブルをまとめて運べるため、往復回数も減らせます。ソロキャンプで使う場合は、運搬の手間を事前にシミュレーションしておきましょう。

スチールフレームの接続部はプラスチック製

オーナーロッジタイプ52Rのフレームはスチールφ22mmで頑丈ですが、フレーム同士をつなぐジョイント部分にはプラスチックが使われています。通常の使用では問題ありませんが、想定外の方向から負荷がかかると割れる可能性があります。

特に注意が必要なのは、設営・撤収時の取り扱いです。フレームを折りたたむ際に無理な角度で力を加えると、ジョイントが破損するケースがあります。また、低温環境(氷点下)ではプラスチックが硬化して割れやすくなるため、冬キャンプでの設営は丁寧に行ってください。

万が一ジョイントが破損した場合、ogawaの公式オンラインストアでパーツ単体の取り寄せが可能です。現地での応急処置として、ダクトテープとパラコードがあればフレームを仮固定できます。予備のジョイントパーツを1セット常備しておくと安心です。

11万円台のロッジテントは本当に高いのか

オーナーロッジタイプ52Rのポリエステルモデルは113,300円、T/Cモデルは121,000円です。5人用のドーム型テントが3〜5万円台で買えることを考えると、価格差は2〜3倍です。この差に見合う価値があるかは、使い方次第で変わります。

年間10泊するキャンパーが5年間使った場合、1泊あたりのコストは113,300円÷50泊=約2,266円です。家族4人でホテルに泊まれば1泊1万円以上かかることを思えば、初期投資は十分にペイします。ただし、年間2〜3泊しかしないライトキャンパーの場合は1泊あたり1万円以上になるため、レンタルも選択肢に入れてよいでしょう。

ogawaのテントは耐久性に定評があり、適切にメンテナンスすれば10年以上使えるケースも少なくありません。短期的な価格だけで判断せず、「何年使うか」「年間何泊するか」を基準に考えると、11万円台は妥当な投資といえます。

Q. ogawaのテントは直営店以外でも購入できる?
A. ogawa公式オンラインストアのほか、Amazon、楽天市場、大手アウトドアショップ(ビックカメラ、スポーツオーソリティなど)でも取り扱いがあります。ただし、人気モデルは在庫切れになることがあるため、購入時期によっては入荷待ちになる可能性があります。正規品であることを確認するため、ogawa公式サイトの取扱店一覧をチェックしてから購入するのがおすすめです。

真夏・雨・冬キャンプでの使い勝手と季節別対策

オーナーロッジタイプ52Rはオールシーズン使えるテントですが、季節ごとに気をつけるポイントが異なります。購入後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、季節別の使い勝手と対策を具体的に解説します。

夏キャンプはメッシュ全開+扇風機で乗り切る

オーナーロッジタイプ52Rは前後左右にメッシュパネルがあり、フルメッシュ状態にすれば風が抜ける構造です。ただし、メッシュにしても無風の日は内部温度が外気温より5〜8℃高くなることがあります。標高の低いキャンプ場では、日中テント内にいるのは厳しいと考えてください。

対策としては、充電式の扇風機(クリップ式が便利)をフレームに取り付けて空気を循環させる方法が効果的です。ポータブル電源(200Wh以上)があれば一晩中回しても余裕があります。また、サイト選びの段階で木陰のある林間サイトを優先すると、直射日光による温度上昇を抑えられます。

⚠️ メッシュを閉めたまま就寝は危険

真夏にメッシュパネルを閉じたまま就寝すると、テント内の温度が上昇して熱中症のリスクがあります。虫が気になる場合でも、必ずメッシュパネルを開放した状態で就寝してください。インナーテントのメッシュが虫の侵入を防いでくれるため、フライのメッシュは全開で問題ありません。標高800m以上のキャンプ場を選ぶだけでも、夜間の気温が5〜10℃下がり、快適さが大幅に変わります。

耐水圧1,800mmで雨キャンプは大丈夫か

フライシートの耐水圧1,800mmは、一般的なキャンプ用テントとして十分な数値です。目安として、耐水圧1,500mmあれば通常の雨には対応でき、1,800mmなら強めの雨にも耐えられます。グランドシートも耐水圧1,800mmのため、地面からの浸水も防いでくれます。

ただし、T/Cモデルのサイドパネルは耐水圧350mmです。この部分は長時間の雨に晒されると浸み出しが発生する可能性があります。T/Cモデルで雨キャンプをする場合は、サイドパネルの外側にタープを被せるか、パネルを完全に閉じた状態で使ってください。屋根部分はポリエステル(耐水圧1,800mm)なので、上からの雨は問題ありません。

雨天撤収の注意点として、ポリエステルモデルは現地で軽く水を払えば30分程度で乾きますが、T/Cモデルは帰宅後に自宅で広げて1〜2日乾燥させる必要があります。雨天キャンプの頻度が高い方は、この撤収後の手間を考慮してモデルを選びましょう。

冬キャンプの結露を減らすT/C素材の効果

冬キャンプでの最大の悩みは結露です。テント内で人が呼吸するだけで水蒸気が発生し、外気温との温度差でフライシートの内側に水滴がつきます。ポリエステルモデルでは、朝起きると壁一面が水滴で覆われていることも珍しくありません。

T/Cモデルはサイドパネルとインナーテントの綿混紡生地が吸湿するため、結露の水滴がポタポタ落ちてくることが大幅に減ります。完全にゼロにはなりませんが、ポリエステルモデルとの差は歴然です。冬キャンプを視野に入れるなら、T/Cモデルの7,700円追加は間違いなく価値があります。

冬キャンプでの保温対策としては、インナーテント内にホットカーペット(ポータブル電源で稼働)やシュラフ(快適使用温度−5℃以下)を用意してください。テント自体に断熱機能はないため、寝具のスペックで体温を守る必要があります。なお、テント内での石油ストーブや薪ストーブの使用は一酸化炭素中毒の危険があるため、換気を十分に確保できない場合は使わないでください。

同価格帯のロッジテント比較で見えるコスパ

11万円台のロッジテントは選択肢が限られますが、ogawaブランド内にも比較検討すべきモデルがあります。また、「テント」という枠を超えて車中泊やキャンピングカーとの比較で、自分に合ったスタイルを考えるのも重要です。

ogawaロッジシェルターT/Cとの違いは「サイズと自由度」

同じogawaのロッジ型製品として、ロッジシェルターT/Cがあります。サイズは350×460×210cmで、オーナーロッジタイプ52R(310×260×210cm)より幅で40cm、奥行きで200cm大きい「別格」のサイズ感です。重量は約28kgとかなり重くなります。

比較項目 オーナーロッジ タイプ52R ロッジシェルターT/C
サイズ 310×260×210cm 350×460×210cm
重量 約16.9〜18.7kg 約28kg
価格 113,300〜121,000円 20万円台(公式サイトで要確認)
インナーテント 標準付属 オプション(別売り)
向いている人 3〜4人ファミリー
コンパクトにまとめたい人
5人以上の大人数
リビング+寝室を1幕で完結したい人

ロッジシェルターT/Cは「シェルター」の名前が示すとおり、インナーテントは別売りです。本体+インナーを揃えると合計で25万円前後になるため、オーナーロッジタイプ52Rの約2倍のコストがかかります。4人家族で「寝室+小さなリビング」が確保できればよいなら、オーナーロッジタイプ52Rのコスパが光ります。

車中泊との併用ならテント+タープという選択肢も

意外と知られていないのですが、オーナーロッジタイプ52Rは車中泊ユーザーの「2泊目以降の増設寝室」としても優秀です。普段は車内で就寝し、家族や友人が合流する週末だけテントを広げるスタイルなら、キャンピングカーを買い足すよりも圧倒的にコストを抑えられます。

キャブコン(キャブコンバージョン)タイプのキャンピングカーは就寝定員4〜6名ですが、車両価格は600万〜1,000万円台です。オーナーロッジタイプ52Rなら12万円以下で5人分の就寝スペースが手に入ります。もちろん、テントとキャンピングカーでは快適さの次元が違いますが、「年に数回の増員対応」が目的なら費用対効果はテントに軍配が上がります。

キャブコンの構造や価格帯について詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。

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用途別おすすめ|ソロ・デュオ・ファミリーの選び方

ソロキャンプでオーナーロッジタイプ52Rを使うなら、インナーテントを外してシェルター使いがおすすめです。310×260cmの空間にコット1台、テーブル、チェアを配置すれば、贅沢な「一人部屋」が完成します。ただし、約19kgの運搬を一人で行う必要があるため、体力と相談してください。

デュオ(2人)キャンプには最もフィットするサイズ感です。インナーテント(300×220cm)に2人で寝て、残りのスペースに荷物を置く余裕があります。背面パネルの跳ね上げを使えばリビングスペースも確保でき、タープなしでも快適に過ごせます。予算を15万円以内に抑えたいカップルやご夫婦に特におすすめです。

ファミリー(4〜5人)キャンプでは、就寝時のスペースはやや窮屈になるものの、天井高210cmの快適さがカバーしてくれます。子どもが小学校高学年以上で体格が大きい場合は、別途タープ下にもう1張りテントを追加するか、上位モデルのロッジシェルターT/Cを検討してください。

💡 車旅メモ

キャンピングカーを検討中で「まずはテントで車旅を試したい」という方には、オーナーロッジタイプ52Rは良い入門ステップになります。ロッジテントの居住性を体験すると、「自分に必要な快適さのレベル」が見えてきます。キャンピングカーの種類や価格帯の全体像はこちらの記事で詳しくまとめています。

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まとめ|オーナーロッジタイプ52Rは「家の快適さ」を持ち出せるロッジテント

ogawaのオーナーロッジタイプ52Rは、天井高210cm・壁面がほぼ垂直に立ち上がる構造で、ロッジテントならではの「部屋のような居住空間」を実現したモデルです。クラシカルな格子窓デザインは見た目の良さだけでなく通風機能も兼ねており、使い勝手と所有する満足感を両立しています。

ポリエステルモデル(113,300円)とT/Cモデル(121,000円)の価格差は7,700円です。結露・焚き火耐性・肌触りを重視するならT/Cモデル、雨天撤収後の手入れの楽さを優先するならポリエステルモデルを選んでください。

この記事の要点を整理します。

  • 天井高210cm・インナーサイズ300×220cmで、大人が立ったまま過ごせる居住空間
  • ポリエステルとT/Cの2モデルがあり、7,700円差でT/Cは結露軽減・火の粉耐性が向上
  • 設営はフレーム→フライ→インナー→ペグダウンの4ステップで、初心者でも30分以内
  • ガイロープは好天時でも必ず張る(省略は倒壊リスク)
  • 総重量約19〜21kgのため、キャリーワゴンの併用を推奨
  • 年間10泊×5年使えば1泊あたり約2,266円。長く使うほどコスパが上がる
  • 車中泊との併用で「増設寝室」としても活躍する万能テント

まずはogawa公式オンラインストアでポリエステルモデルとT/Cモデルのスペックを見比べるところから始めてみてください。在庫状況は時期によって変動するため、気になったタイミングが購入の好機です。

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この記事を書いた人

車中泊歴10年のキャンピングカー愛好家。全国のRVパークや道の駅を巡りながら、車中泊の快適さを追求しています。実体験をもとに、初心者にもわかりやすい情報をお届けします。

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