「キャンピングカーが気になるけど、いきなりディーラーに行くのはハードルが高い」「埼玉県内で開催されるキャンピングカーショーの情報をまとめて知りたい」——そんな方に向けて、埼玉で開催される主要なキャンピングカーイベント4つを徹底解説します。
結論から言えば、埼玉県は関東圏でもキャンピングカーイベントの開催数がトップクラスに多いエリアです。入場無料・駐車無料のイベントがほとんどで、年間を通じて月1〜2回のペースで何かしらの展示会が開催されています。軽キャンパーから大型キャブコン、輸入モーターホームまで、1日で数十台〜100台以上の車両を見比べられるのがショーの醍醐味です。
この記事では、各イベントの開催日・会場・アクセス・見どころに加えて、初めてキャンピングカーショーに行く方が「行って良かった」と思えるための準備と回り方まで、すべてお伝えします。
・埼玉県内で開催される主要キャンピングカーショー4イベントの開催日・会場・料金
・初心者がショーを120%楽しむための事前準備と当日の回り方
・ショーで失敗しないための商談テクニックと値引き交渉のコツ
・埼玉から行ける近隣の大型キャンピングカーイベント情報
埼玉で開催されるキャンピングカーショーは4種類|それぞれの特徴を一覧比較

埼玉県内では、規模もコンセプトも異なる4つのキャンピングカーイベントが定期的に開催されています。まずは全体像を把握して、自分に合ったイベントを選びましょう。
| イベント名 | 開催頻度 | 入場料 | 会場エリア |
|---|---|---|---|
| 埼玉キャンピングカーフェア | 年1回(秋) | 無料 | さいたま市(浦和美園) |
| さいたまキャンピングカー商談会 | 年2回(春・秋) | 無料 | 越谷市(しらこばと) |
| 春日部キャンピングカーフェア | 年2〜3回 | 無料 | 岩槻・春日部市 |
| 関東キャンピングカー商談会 | 年6回程度 | 無料 | 埼玉スタジアム他 |
車中泊&キャンピングカーの教科書調べでは、埼玉県内だけで年間10回以上のキャンピングカー関連イベントが開催されています。すべて入場無料・駐車無料という点が共通しており、気軽に何度でも足を運べるのが埼玉エリアの強みです。
JRVA主催の大型フェアと地域密着型商談会の違い
埼玉のキャンピングカーイベントは大きく2タイプに分かれます。日本RV協会(JRVA)が主催する「埼玉キャンピングカーフェア」は出展社数が多く、軽キャンパーから輸入モーターホームまで幅広い車種が並ぶ大型イベントです。一方、「さいたまキャンピングカー商談会」や「春日部キャンピングカーフェア」は地域のビルダーが中心で、スタッフとじっくり話せる商談型のイベントです。
初めてキャンピングカーを見に行くなら、まず大型フェアで全体像を掴み、気になったビルダーの車両を地域密着型の商談会で細かく確認する——この2段階の使い方がおすすめです。ただし、大型フェアは来場者が多く1台あたりの滞在時間が短くなりがちなので、事前に気になるビルダーをリストアップしておくと時間を有効に使えます。
屋外開催がメイン——天候チェックと暑さ対策は必須
埼玉のキャンピングカーイベントはすべて屋外開催です。幕張メッセのような空調完備の屋内会場ではないため、天候と気温への備えが必要になります。夏場の埼玉は気温35℃を超えることも珍しくなく、アスファルトの照り返しで体感温度はさらに上がります。帽子・日焼け止め・飲料水は必須装備です。
雨天でも開催されるイベントがほとんどですが、ぬかるんだ地面を歩くことになるのでスニーカーや長靴がベターです。逆に、雨の日は来場者が減るため、人気車種をじっくり見たり、スタッフと落ち着いて話したりできるメリットもあります。注意点として、真夏の屋外展示車両は車内温度が50℃近くまで上がっていることがあるので、内装チェックは午前中の涼しい時間帯に済ませるのが賢い回り方です。
ペット同伴OKのイベントが多い——ただしルール確認を
埼玉キャンピングカーフェアをはじめ、ペット同伴可のイベントが増えています。キャンピングカーでペットと一緒に旅をしたい方にとっては、実際に愛犬・愛猫と車内に入って広さを確認できる貴重な機会です。
ただし、すべてのイベント・すべての展示車両でペットOKとは限りません。展示車両の内装を傷つけないようリードの長さに注意が必要ですし、他の来場者へのマナーとして排泄物の処理グッズも持参してください。イベントによってはペット入場不可のエリアが設けられることもあるので、公式サイトで事前に確認しておきましょう。夏場は地面のアスファルトが高温になるため、ペット用の靴や抱っこでの移動も検討してください。
埼玉キャンピングカーフェア|JRVA主催の県内最大級イベント
2025年9月に初開催された「埼玉キャンピングカーフェア」は、日本RV協会が主催する埼玉県内最大級のキャンピングカーイベントです。埼玉スタジアム2002に隣接する広大な屋外会場で開催され、関東圏の主要ビルダーが一堂に会します。
| 主催 | 一般社団法人 日本RV協会(JRVA) |
| 開催時期 | 年1回・秋(2025年は9月13日〜14日に初開催) |
| 開催時間 | 10:00〜17:00 |
| 会場 | 大門上池調節池広場(埼玉スタジアム2002となり) |
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場 | 無料 |
会場アクセス——電車でも車でも行きやすい立地
会場の大門上池調節池広場は、埼玉高速鉄道「浦和美園駅」から徒歩約16分の場所にあります。車の場合は東北自動車道「浦和IC」から約7分です。埼玉スタジアム2002のすぐ隣なので、サッカー観戦で来たことがある方はイメージしやすいでしょう。
駐車場は無料で用意されていますが、人気イベントのため午前中に満車になることがあります。開場時間の10:00に合わせて到着するか、電車利用が確実です。浦和美園駅からの道のりはほぼ平坦で、ベビーカーでも問題ありません。注意点として、周辺にコンビニや飲食店が少ないエリアなので、飲み物や軽食は事前に準備しておくのが無難です。
| 住所 | 〒336-0967 埼玉県さいたま市緑区美園2丁目1-191 |
| アクセス(電車) | 埼玉高速鉄道「浦和美園駅」徒歩約16分 |
| アクセス(車) | 東北自動車道「浦和IC」より約7分 |
| 入場料 | 無料 |
| 公式サイト | JRVAイベントドットコム |
展示内容——軽キャンパーから輸入モーターホームまで勢揃い
JRVA主催だけあり、全国の主要ビルダーが出展する埼玉キャンピングカーフェアでは、バンコン・キャブコン・軽キャンパー・トレーラーなど、あらゆるタイプのキャンピングカーを1日で見比べられます。200万円台の軽キャンパーから1,000万円超のキャブコンまで価格帯も幅広く、「まだ予算が決まっていない」という初心者でも自分に合った価格帯を見つけやすいイベントです。
キッチンカーの出店や子ども向けのアクティビティエリアも設けられているので、家族連れでも1日楽しめます。ただし、屋外イベントのため日差しを遮る場所が限られます。折りたたみ椅子や日傘を持参すると、休憩しながらゆっくり回れるでしょう。ペット同伴も可能なので、愛犬と一緒にキャンピングカーの広さを体感できます。

初開催のフェアだからこそ狙い目——商談のチャンスが大きい
埼玉キャンピングカーフェアは2025年に初開催されたばかりの新しいイベントです。新規イベントはビルダー側も「実績を作りたい」という意気込みがあるため、特別価格や限定オプションサービスが出やすい傾向があります。
実際、初開催のイベントでは「ショー特別価格」として通常の見積もりより数十万円お得な条件が提示されるケースも珍しくありません。購入を具体的に検討している方は、事前に他のディーラーで見積もりを取っておき、フェア当日に比較するとお得感が明確になります。注意点として、「特別価格は当日契約限定」と言われることがありますが、焦って契約する必要はありません。冷静に条件を比較しましょう。
さいたまキャンピングカー商談会|越谷で年2回開催の実力派

「さいたまキャンピングカー商談会」は、越谷市のしらこばと水上公園を会場に年2回(春・秋)開催されている商談型イベントです。2025年6月時点で第53回を数える歴史あるイベントで、地元のキャンピングカーファンからの信頼が厚いのが特徴です。
しらこばと水上公園の第一駐車場が会場——広々とした展示スペース
会場のしらこばと水上公園第一駐車場は、広大なスペースを活かして車両をゆったりと展示できるのが強みです。大型フェアのように「人が多すぎて車内に入れない」ということが少なく、1台1台をじっくり見学できます。
越谷市小曽川にある会場へは、東武スカイツリーライン「越谷駅」からバスでアクセスできるほか、車なら東北自動車道「岩槻IC」が最寄りです。駐車場はイベント用に十分な台数が確保されているので、車での来場がスムーズです。雨天でも開催されるので、天気予報を見て雨具を準備しておきましょう。
| 住所 | 〒343-0802 埼玉県越谷市小曽川985 |
| 開催時間 | 10:00〜17:00 |
| 入場料 | 無料(雨天決行) |
| 公式サイト | さいたまキャンピングカー商談会公式 |
「商談会」の名に恥じない——スタッフとじっくり話せる環境
名前に「商談会」とある通り、このイベントの最大の特徴は出展ビルダーのスタッフと1対1でじっくり話せることです。大型フェアでは来場者が多く、質問したくても順番待ちになることがありますが、さいたまキャンピングカー商談会では比較的落ち着いた雰囲気の中で、装備の使い方やオプションの組み合わせ、納期、アフターサービスまで詳しく相談できます。
購入を真剣に検討しているなら、事前に「聞きたいことリスト」を作っておくのが効率的です。特に確認しておきたいのは「納車までの期間」「オプション込みの総額」「車検・メンテナンスの対応拠点」の3点です。これらはカタログやWebサイトに載っていないことが多く、現場でしか得られない情報です。
年2回開催だから「春に見て、秋に買う」戦略が使える
さいたまキャンピングカー商談会は春と秋の年2回開催です。この頻度を活かして「春の回で情報収集、秋の回で購入決定」という戦略が取れます。春に気になった車種の見積もりをもらっておけば、秋までの間に家族で話し合ったり、実際に車中泊を体験して必要な装備を見極めたりする時間が取れます。
実は、秋の開催はメーカーの年度末(決算期)と重なることがあり、在庫車や展示車の特価販売が出やすい時期でもあります。春に定価の見積もりをもらっておくと、秋の値引き幅がはっきり分かるので交渉材料にもなります。ただし、人気車種は受注生産で納期が半年〜1年かかることもあるため、「安くなるまで待とう」と思っているうちに値上がりしてしまうリスクもあります。欲しい車が見つかったら、価格だけでなく納期も含めてタイミングを判断しましょう。
意外と知られていないけれど、キャンピングカーショーでの商談は「値引きの入口」です。ビルダーはショー成約の実績を重視するため、ショー限定のオプションサービスや特別ローン金利が用意されていることがあります。ただし「今日決めてくれたら○○円引き」という煽りには冷静に対処を。見積書を持ち帰って比較検討するのは正当な権利です。
春日部キャンピングカーフェア|60回超の歴史を誇る老舗イベント
「春日部キャンピングカーフェア」は、2026年時点で第60回・第61回を迎えた埼玉県内で最も歴史のあるキャンピングカーイベントです。地域のビルダーが共催する手作り感のあるフェアで、アットホームな雰囲気が魅力です。
2026年は2回開催——冬の岩槻と夏の春日部で会場が変わる
2026年の春日部キャンピングカーフェアは2回の開催が予定されています。第60回は2026年2月7日(土)・8日(日)にスーパーバリュー卸売パワーセンター岩槻店で、第61回は2026年7月18日(土)・19日(日)にかすかべ湯元温泉・第2駐車場特設会場で開催されます。
第61回から会場が変更になり、温泉施設に隣接する会場になったのがポイントです。キャンピングカーを見た後に温泉でリフレッシュできるという、車旅好きにはたまらない組み合わせです。入場無料・駐車無料はこれまで通りです。注意点として、会場が変わるため過去に来場した方はカーナビの設定を更新しておきましょう。
出展ビルダーの顔ぶれ——中堅ビルダーの実力車に出会える
第61回の共催社は、RVビックフット・AtoZ・セキソーボデイ・ドコデモライフ・ビークル・メティオ・ロータス(用品販売)です。大手ビルダーだけでなく、独自の設計思想を持つ中堅ビルダーが揃っているのがこのフェアの面白さです。
特にAtoZは軽キャンパーからキャブコンまで幅広いラインナップを持ち、ビークルはハイエースベースのバンコンで定評があります。大型ショーでは大手の派手なブースに目を奪われがちですが、春日部フェアでは中堅ビルダーの「隠れた名車」をじっくり見学できます。出展社数は6〜7社と少ないぶん、各社のスタッフが手厚く対応してくれるので、初心者の「何を聞けばいいかわからない」という不安も解消しやすいです。

試乗ができるのが春日部フェアの強み
春日部キャンピングカーフェアでは、広いドライブエリアで気になるクルマの試乗が可能です。カタログやショールームではわからない「実際の走行感覚」を体験できるのは、購入判断において大きなアドバンテージです。
キャンピングカーは普通車と比べて車高が高く、重心も上がるため、カーブでの挙動や高速道路での横風の影響が気になるところです。試乗では直線だけでなく、可能であればカーブや段差のある路面も走ってみましょう。助手席に座って後部居住空間からの振動や騒音を確認するのもおすすめです。注意点として、試乗には運転免許証の提示が必要です。忘れずに持参してください。
初めてキャンピングカーショーに行った方が陥りがちな失敗が「最初に見た車で決めてしまう」ことです。ショーの興奮状態で内装の豪華さに圧倒され、その場で仮契約してしまうケースがあります。キャンピングカーは200万〜1,000万円超の買い物です。必ず複数のビルダーを回り、見積もりを3社以上もらってから判断しましょう。仮契約後のキャンセルにはキャンセル料が発生することもあります。
関東キャンピングカー商談会|埼玉スタジアムほか複数会場で年6回

関東キャンピングカー商談会は、関東キャンピングカー振興会が主催するイベントで、年6回程度のペースで関東各地を巡回して開催されています。埼玉スタジアムでの開催もあり、埼玉県民にとってはアクセスしやすいイベントのひとつです。
年6回開催——「次のチャンスがすぐ来る」安心感
関東キャンピングカー商談会の強みは開催頻度の高さです。年6回程度の開催なので、「今回は都合が悪い」という場合でも、2か月後にはまた参加のチャンスが巡ってきます。埼玉スタジアムのほか、イオンモール日の出(東京都西多摩郡)、ジアウトレット湘南平塚(神奈川県)、ハーバーシティ蘇我(千葉県)など、関東一円で開催されています。
各会場でイオンモールなどの商業施設に隣接していることが多く、家族で買い物のついでに立ち寄れるのもメリットです。「キャンピングカーに興味はあるけど、わざわざイベントに行くほどでは……」という方には、買い物のついでに見学できるこの形式が入りやすいでしょう。問い合わせ先は関東キャンピングカー振興会事務局(04-7711-8811)です。
商業施設併設会場ならではのメリット——家族の説得材料に
キャンピングカーの購入は家族全員の合意が必要な大きな買い物です。「キャンピングカーのイベントに行こう」と誘うと家族が乗り気でないこともありますが、「イオンモールに買い物に行こう。ついでに面白いクルマも見られるよ」と言えば、自然にキャンピングカーを見るきっかけを作れます。
子どもは秘密基地のようなキャンピングカーの車内に入ると目を輝かせることが多く、配偶者もキッチンや収納スペースの充実度を見て「これなら旅行が楽になるかも」と前向きになるケースがあります。購入を検討し始めた段階で家族を連れて行くのは、有効な「説得ステップ」のひとつです。ただし、あくまで自然な流れで見せるのがコツで、押し付けると逆効果になりかねません。
地域密着型だからこその強み——顔なじみのスタッフができる
関東キャンピングカー商談会は同じビルダーが繰り返し出展することが多いため、何度か足を運ぶうちにスタッフと顔なじみになれます。顔を覚えてもらえると、新モデルの先行情報や、表に出ない中古車の入荷情報を教えてもらえることもあります。
メーカーの営業担当と直接つながりを持つことは、購入後のアフターサービスでも大きなメリットです。「この前のショーで買ったんだけど、ここの使い方がわからない」といった相談がしやすくなります。注意点として、出展する会社は開催回ごとに異なるため、気になるビルダーが出展するかどうかは公式サイトで事前に確認してください。
初めてのキャンピングカーショーを120%楽しむ準備リスト
持ち物チェックリスト——手ぶらで行くと後悔する
キャンピングカーショーは「見るだけ」でも楽しめますが、準備次第で得られる情報量が大きく変わります。持ち物の基本は「スマホ(カメラ用)」「メジャー(3m以上推奨)」「メモ帳とペン」「飲み物」「日焼け止め・帽子」です。
メジャーは特に重要です。カタログに載っている荷室寸法はあくまで最大値であり、実際にマットレスを敷けるスペースとは異なります。気になる車種があったら、就寝スペースの実寸を自分で測りましょう。身長170cm以上の方がフルフラットで寝られるかどうかは、メジャーなしでは判断できません。注意点として、展示車両にメジャーを当てる際は、内装を傷つけないように金属製のメジャーではなく布製や樹脂製のものを使うのがマナーです。
服装と靴の選び方——おしゃれより機能性を優先
屋外イベントなので、動きやすい服装とスニーカーが基本です。キャンピングカーの車内に上がる際、靴を脱ぐ場面があるため、着脱しやすい靴がベストです。ブーツやヒールのある靴は避けましょう。
夏場は日差しが強いのでUVカットの長袖や帽子が必須です。冬場の屋外会場は風が吹き抜けて体感温度が下がるので、ダウンジャケットなど防風性の高いアウターを選びましょう。車内見学中は狭い通路を通ることが多いため、大きなバッグよりも小さめのショルダーバッグやウエストポーチが便利です。リュックだと車内で振り返ったときに装備品を引っかけてしまうことがあります。
事前リサーチのやり方——当日の時間を3倍有効に使うコツ
ショー当日を充実させるには、事前リサーチが欠かせません。まず、公式サイトで出展社一覧を確認し、気になるビルダーを3〜5社ピックアップします。次に、各ビルダーの公式サイトで車種ラインナップと価格帯をざっと把握しておきます。
当日は「開場直後の1時間」が勝負です。午前中は来場者が少なく、人気車種の車内もスムーズに見学できます。昼過ぎから混み始めるため、午後は商談ブースでの相談やキッチンカーでの食事に充てると効率的です。「予算○○万円で、夫婦2人の車中泊用」のように、自分の条件を明確にしてからスタッフに声をかけると、的確な車種を提案してもらえます。漠然と「おすすめは?」と聞くと、高額モデルを勧められがちなので注意しましょう。
① 開場と同時に入場し、本命のビルダーブースへ直行
② 車内を見学しながらスマホで写真を撮り、寸法をメモ
③ 2〜3社を見たら休憩しつつ、スタッフに質問リストを元に相談
④ 見積もりをもらい、午後は比較検討と追加質問に充てる
⑤ 当日契約はしない。持ち帰って家族と冷静に検討する
埼玉から足を延ばせるキャンピングカーショー|ジャパンキャンピングカーショーとの比較
ジャパンキャンピングカーショーは幕張メッセで年1回開催
埼玉県内のイベントをチェックしたら、併せて知っておきたいのが「ジャパンキャンピングカーショー」です。幕張メッセ(千葉県千葉市)で毎年1〜2月に開催されるアジア最大級のキャンピングカーイベントで、2026年は1月30日〜2月2日の4日間開催されました。200社以上が出展し、約400台のキャンピングカーが勢揃いする規模は圧巻です。
埼玉県内からのアクセスは、大宮駅から京葉線経由で海浜幕張駅まで約1時間30分、車なら東北自動車道→首都高→京葉道路経由で約1時間半〜2時間です。入場料は前売券で大人1,200円(当日券は電子チケット1,500円、紙チケット1,800円)と有料ですが、埼玉の無料イベントとは桁違いの展示規模で、1日では回りきれないほどの充実度です。
埼玉のショーとジャパンキャンピングカーショーの使い分け
埼玉県内の無料ショーと幕張のジャパンキャンピングカーショーは、それぞれ役割が異なります。ジャパンキャンピングカーショーは「最新モデルの世界初公開」や「業界トレンドの把握」に向いており、埼玉の商談会は「具体的な購入相談」や「じっくりとした車両見学」に適しています。
| 埼玉県内ショーのメリット | ジャパンキャンピングカーショーのメリット |
|---|---|
| 入場無料・駐車無料 年間10回以上の開催 スタッフとじっくり商談可能 試乗できるイベントあり | 約400台の圧倒的な展示規模 最新モデルの世界初公開 屋内開催で天候に左右されない アウトドアギアの展示も充実 |
おすすめの使い方は「1月のジャパンキャンピングカーショーでトレンドと候補車種を把握→春〜秋の埼玉ショーで実車を見て商談」という流れです。ジャパンキャンピングカーショーでもらったカタログを持って埼玉の商談会に行けば、「幕張で見たこの車種について詳しく聞きたい」とスムーズに話が始まります。
キャンピングカーショーの年間カレンダーを把握しておこう
計画的にキャンピングカーを選ぶなら、年間のイベントスケジュールを把握しておくことが重要です。埼玉県内だけでも、1月〜2月は春日部フェア、春と秋にさいたま商談会、夏に春日部フェア、秋に埼玉キャンピングカーフェア、年間を通して関東商談会——と、ほぼ毎月何かしらのイベントに参加できます。
ジャパンキャンピングカーショーのアンコールフェアとして、ナッツRV埼玉店など各ビルダーの店舗で本展の翌週末にフェアが開催されることもあります。本展に行けなかった方や、本展で気になった車種をもう一度見たい方にはチャンスです。各イベントの最新日程はJRVAイベントドットコムや各主催者の公式サイトで確認してください。

ショーで後悔しないための商談・購入チェックポイント
見積もりは必ず「総額」で比較する——本体価格だけでは判断できない
キャンピングカーの価格はベース車両+架装(居住部分の製作)+オプションで構成されています。ショーで提示される「○○万円〜」という価格は多くの場合ベース価格であり、実際に使える状態にするにはFFヒーター・サブバッテリー増設・ソーラーパネル・エアコンなどのオプションが追加されます。オプション総額が100万〜200万円になることも珍しくありません。
見積もりをもらう際は「自分が必要とする装備を全部つけた総額」で出してもらいましょう。加えて、登録費用・納車費用・自動車税・自賠責保険といった諸費用も確認してください。「ショー特別価格」と言われても、比較するのは本体価格ではなく「乗り出し総額」です。3社以上の見積もりを比較すれば、各社の値引き幅や標準装備の違いが見えてきます。
実車チェックで確認すべき5つのポイント
展示車両を見る際は、見た目の豪華さに惑わされず、実用面を重視してチェックしましょう。確認すべき5つのポイントは「①就寝スペースの実寸」「②収納量と使いやすさ」「③電装系の容量」「④断熱・換気性能」「⑤水回りの使い勝手」です。
特に①の就寝スペースは、カタログ値と実際に寝られるスペースが異なることが多いため、必ずメジャーで測りましょう。可能であれば実際に横になって、頭上の圧迫感や寝返りの打ちやすさも確認してください。③の電装系は「サブバッテリーの容量(Ah)」と「ソーラーパネルの出力(W)」をメモしておくと、後から比較しやすくなります。車中泊でスマホ充電・冷蔵庫・照明を同時に使うと、100Ahのサブバッテリーでは一晩持たないこともあるので、200Ah以上が安心の目安です。
ショーでの商談で陥りがちな失敗が「ショー限定価格は今日まで」というセールストークに焦って、十分な比較をせずに仮契約してしまうことです。冷静に考えれば、数百万円の買い物を即日で決める必要はありません。「一度持ち帰って検討します」と伝えても、多くのビルダーはショー後でも同条件で対応してくれます。もし「今日限り」と本当に言われたら、むしろそのビルダーの姿勢を疑ってもいいかもしれません。
中古キャンピングカーもショーで見つかる?
埼玉のキャンピングカーショーでは、新車だけでなく中古車が展示されることもあります。特に春日部キャンピングカーフェアやさいたまキャンピングカー商談会では、ビルダーが下取りした中古車や、展示で使用した「展示車落ち」の車両が特価で出ることがあります。
中古キャンピングカーの相場は新車の50〜70%程度ですが、年式・走行距離・装備内容によって大きく変わります。ショーで中古車を見つけた場合は「前オーナーの使用状況」「水回りのカビ・水漏れの有無」「サブバッテリーの劣化度」「FFヒーターの動作確認」を必ずチェックしましょう。特にサブバッテリーは消耗品で、交換費用が5万〜15万円かかるため、古いバッテリーのまま「お買い得」と言われても実質的にはそこまで安くないことがあります。
軽キャンパーに注目——ショーで見るべき理由
初めてキャンピングカーショーに行く方に特におすすめしたいのが、軽キャンパー(軽自動車ベースのキャンピングカー)の見学です。価格は200万〜400万円台と普通車の感覚で手が届きやすく、維持費も軽自動車と同じです。「キャンピングカーは高くて手が出ない」と思っていた方が、軽キャンパーを見て「これなら現実的だ」と購入に踏み切るケースが増えています。
ショーでは実際に車内に入って寝転がれるので、「軽自動車で本当に寝られるのか」という疑問を体で確認できます。N-BOXやN-VANをベースにした軽キャンパーは、シートをフルフラットにすると大人1人が足を伸ばして寝られるスペースが確保できます。ただし、身長175cm以上の方は斜めに寝る必要があるモデルもあるので、実車での確認が欠かせません。ソロ車中泊なら軽キャンパーで十分、夫婦旅なら荷室の広いバンコンが選択肢になります。

まとめ|埼玉はキャンピングカー選びに最適なエリア
埼玉県は、関東圏の中でもキャンピングカーイベントが豊富に開催されるエリアです。入場無料で気軽に参加できるイベントが年間10回以上あり、初心者から購入検討中の方まで、段階に応じた使い方ができます。
この記事で紹介した4つのイベントの要点を整理します。
- 埼玉キャンピングカーフェア:JRVA主催の県内最大級イベント。浦和美園の屋外会場で秋に開催。入場無料・駐車無料・ペットOK
- さいたまキャンピングカー商談会:越谷のしらこばと水上公園で年2回開催。じっくり商談できる落ち着いた雰囲気が魅力
- 春日部キャンピングカーフェア:60回超の歴史を持つ老舗。試乗ができ、中堅ビルダーの実力車に出会える
- 関東キャンピングカー商談会:年6回程度の高頻度開催。商業施設併設で家族連れでも立ち寄りやすい
- 幕張メッセのジャパンキャンピングカーショーも併せてチェックすると、トレンド把握から購入まで一貫した車選びができる
- ショーでは「見積もりは総額で比較」「当日契約は避ける」「メジャー持参で実寸確認」を徹底する
- 軽キャンパーは200万円台から購入でき、初めてのキャンピングカーとしてショーで実車確認する価値がある
最初の一歩は「一番近い日程のイベントに、まず行ってみること」です。カタログやWebサイトの情報だけではわからない車内の広さ・匂い・質感を体感すると、自分に合ったキャンピングカーのイメージが一気に固まります。埼玉県内ならすべて入場無料なので、気負わず「ちょっと見に行ってみよう」くらいの気持ちで足を運んでみてください。
※各イベントの最新の開催日程・出展社情報は、公式サイトで最新情報をご確認ください。

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